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【特定職(専門分野特定タイプ)】システム情報局(SE) F.M. さん

システムエンジニアとして日本の金融を支える

F.M. さん

特定職 専門分野特定タイプ
システム情報局 業務システム開発課
日銀ネット・決済与信担保グループ(SE)
(現 システム情報局業務システム開発課 日銀ネットグループ 主査)

中央銀行のシステムエンジニア(SE)の仕事

現在、私は「日銀ネット」のアプリケーションの開発を担当しています。日銀ネットは、日本銀行とその取引先金融機関との間の資金や国債の決済を行う、日本銀行の「銀行の銀行」としての役割を支える基幹的なシステムで、2014年における1日の処理量は資金決済で約125兆円、国債決済で約100兆円に上ります。

日本銀行におけるSEの仕事は、まずは、金融環境の変化に伴う新たな業務の導入など、システム化ニーズについて実務部署と意見交換を行い、そのニーズを“どのように実現するか”を考え、そのシステム化が費用に見合う効果が得られるかどうかを見極めるところから始まります。その後、実務部署やITベンダーと協力して、設計、プログラミング、試験の各工程を経て、信頼性の高いシステムを開発していくこととなります。

開発現場では、入行後に身に付けたシステムの専門知識や日本銀行の業務知識が求められ、ときには膨大な量の設計書や試験結果を確認する粘り強さが必要となります。また、中堅SEともなると、実務部署およびITベンダーとの間で、システム化に関する議論を行ううえで必要な折衝力、開発作業の進捗管理や担当チームを運営するためのマネジメント力を要することとなります。さらには、日銀ネット利用金融機関から、システムに関する照会があった場合には、関係者一丸となって対応していくスピード感が求められる場面もあります。

公共性の高いシステムを支える責任

日銀ネットは、1988年から稼動していますが、長年稼動する中で、アプリケーションの追加・修正などの繰り返しでシステムが複雑化していました。このため、システム基盤やアプリケーションの構造を抜本的に見直すこととし、2008年に「新日銀ネット構築タスクフォース」を設置して、2010年から開発に着手しました。日本銀行として過去最大規模となるシステムプロジェクトに、私もその一員として参加しました。

プロジェクト参加当初は、この大規模で公共性の高いシステムに携わることに大きな責任を感じるとともに、身が引き締まる思いがしました。最初に担当したのは、システムの「土台」となる基盤部分(ハードウェア、OS、ソフトウェア)の構築でした。開発を始めてみると、新しく導入する技術やシステム構成ばかりで、想定外のことも随分ありました。その都度、プロジェクトのメンバー全員で知恵を出し合い対応することで、幾多の困難を乗り越えてきました。そうした過程を経て、プロジェクト後半で、日銀ネット利用金融機関との間で初めて実施したシステム接続試験が成功したときの感動は、今でも忘れられません。

その後、現在のアプリケーションを開発する部署において、2015年10月の新日銀ネット全面稼動開始という記念すべきときを迎えて、大きな達成感を得ることができました。

多面的なアプローチができるSEを目指して

システムは“動いて、当たり前”です。また、環境変化への柔軟な対応が求められます。このため、信頼性が高く、拡張性のある、使いやすいシステムを開発すべく創造力を発揮して、開発を前に進めるうえで様々な観点からアプローチできるSEを目指したいと考えています。

日本銀行で働くことは何も特別なことではありません。一般的な感覚を忘れずに、日々取り組んでいくことが、とても重要だと思います。

F.M. さんのあゆみ

2005年4月 システム情報局入行
IT企画・マネジメント担当
2005年7月 システム情報局
システム基盤構築担当
2015年4月 システム情報局
業務システム開発課
日銀ネット・決済与信担保グループ

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