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求める人材像

求める人材像: 日本銀行 総務人事局 人事課長 藤田 研二

日本銀行では、セントラル・バンカーとして明日の日本のために共に働いてくれる仲間を求めています。

日本銀行は、「物価の安定」と「金融システムの安定」を通じてわが国経済の健全な発展に貢献する組織です。一言でいえば、お金の価値を守ること──お金の価値が急に変わってしまい、投資や消費の判断がうまく出来なくなるとか、預金の価値が守られない、銀行を通じた送金が出来ない、そうした事態が生じないようにすること──が、日本銀行の役割です。

「物価や金融システムの安定を目指す」というと、仕事の内容も安定性重視とか保守的、と思うかもしれませんが、これは全く違います。経済や金融の環境が変わっていくなかで物価や金融システムの安定を図るには、常に新たな工夫が求められます。現在、日本銀行はデフレ脱却に向けて金融緩和を続けていますが、その施策は前例のない取り組みの連続です。また、「金融システムの安定」に向けても、リーマン・ショックのような未曾有の金融危機への対応はもとより、金融危機を再び起こさないための枠組みづくりや、金融技術の革新を踏まえた決済システムのデザインなど、不断に変化する状況のなかで、人々が安心してお金を使える環境づくりが求められます。

日本銀行での仕事のもう一つ重要な特徴は、日本銀行の政策は、常に実務を通じて実現されていくという点です。日本銀行が行う金融政策は、市場との取引(マーケット・オペレーション)を通じて金利や資金供給量をコントロールすることにより実現されます。金融システムの安定化策では、金融機関への立ち入り調査や日頃からの密接な意見交換、そして、いざというときには「最後の貸し手」としての資金供給が重要な手段となります。また、日銀ネットや日本銀行券といった決済手段の提供が、国民生活の不可欠なインフラとなっていることは言うまでもありません。

このような仕事をする日本銀行員には、「世の中の役に立ちたい」という公共心が何よりも大事です。加えて、「自分でゼロからものを考える力」が求められます。新しい課題を突き付けられたときに、「通説はこうだから」とか、「誰かがこう言っているから」という考え方は通用しません。柔軟な発想で解決策を考えていく姿勢がとても大事なのです。

同時に、「物事を動かしていく実行力」も重要です。新しい発想を机上の空論で終わらせず、粘り強く、ときには地道な努力を重ねて実現していく力が、実務を通じた政策の立案・実行に繋がります。

学生時代に学んだ専攻などは問いません。また、こうした発想力や論理的な思考力、実行力を最初からすべて兼ね備えている必要もありません。色んな能力を持った人たちが、皆で力を合わせて政策を立案・実行していく。その中で、セントラル・バンカーとして一人前に成長していける、懐の深い職場でもあります。

日本銀行の仕事は、政策の立案・実行にせよ、業務を通じた中央銀行サービスの提供にせよ、世の中に大きなインパクトを与えます。これを間違いなく遂行していくために知恵を絞る過程はとてもチャレンジングですし、また結果に伴う責任も大きいものです。それでも、自らの仕事の先に人々の笑顔がある、とてもやり甲斐のある仕事です。こうした仕事に魅力を感じたら、ぜひ、日本銀行の扉を押してみてください。

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