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質問国庫金とは何ですか? 日本銀行は、国庫金について具体的にどのような事務を行っていますか?

教えて!にちぎん

国庫金とは何か

回答

国庫金とは、国(政府)の資金のことです。

国庫金には、歳入金、歳出金、歳入歳出外現金があります。

歳入金は、国税や社会保険料などとして国が受け入れる国庫金のことです。

歳出金は、年金や公共事業費などとして国から支払われる国庫金のことです。

歳入歳出外現金は、国の歳入・歳出とはならない「保管金・供託金」(国が保管する現金)や財政融資資金(政府系金融機関や地方公共団体等に貸し付けるために財投債の発行等により調達した資金)などのことです。

日本銀行が行っている国庫金に関する事務

日本銀行は、法令に基づき、国庫金を政府預金(国の日本銀行に対する預金)として預かり、出納事務、資金計理事務、計算整理事務という3つの事務を行っています。

(1)出納事務

国民と国との間での国庫金の受払を、実際の資金の受払として行う事務です。

(2)資金計理事務

政府預金の受入れと支払いを計理(記録)する事務です。

(3)計算整理事務

国庫金の受払を官庁別・会計別に整理・集計して帳簿に記録し、官庁と照合・確認する事務です。

日本銀行の国庫金に関する事務の変遷

日本銀行が行う国庫金に関する事務の変遷は次のとおりです。現在のように、日本銀行が政府預金を預かり、国庫金に関する事務を一元的に取り扱う制度(国庫金の「預金制度」といいます)となったのは、1922年(大正11年)からです。

表 日本銀行が行う国庫金に関する事務の変遷
1882年(明治15年) 日本銀行設立。
日本銀行は、大蔵省金庫局から、現金の出納・保管の補助的な取扱いを委託される。
1890年(明治23年) 大蔵省金庫局廃止。
委託金庫制度を導入。日本銀行に金庫を設置し、日本銀行(総裁)は国の機関(出納官吏)である金庫出納役として、国庫金の出納・保管を全面委託される。
1922年(大正11年)~ 委託金庫制度廃止。
預金制度を導入。日本銀行は、中央銀行業務の一環として、政府預金を持ち、国庫金に関する業務を取り扱う。

国庫金の受払件数と受払額

2017年度(平成29年度)の国庫金の受払件数と受払額は、次のとおりです。

国庫金の受入れ 1.3億件、632兆円
国庫金の支払い 3.3億件、639兆円

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