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「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」とはどのようなものですか?
「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」とは、日本銀行が、2016年(平成28年)1月28、29日の政策委員会・金融政策決定会合において導入を決定した政策です。日本銀行は、消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」をできるだけ早期に実現するため、「量」・「質」・「金利」の3次元で緩和手段を駆使して金融緩和を進めています。具体的な内容は以下の通りです。
5分で読めるマイナス金利もあわせてご覧ください。
(1)「金利」:日銀当座預金におけるマイナス金利の適用
金融機関が保有する日本銀行当座預金の一部に▲0.1%のマイナス金利を適用します。
(2)「量」:金融市場調節方針
量的な金融緩和を推進する観点から、2013年(平成25年)4月に金融市場調節の操作目標を、それまでの無担保コールレート(オーバーナイト物)からマネタリーベースに変更しました。現在はマネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行っています。
(3)「質」:資産買入れ方針
1)様々な期間に応じた金利の全般的な低下を促す観点から、長期国債の保有残高が年間約80兆円に相当するペースで増加するよう買入れを行っています。
2)資産価格のプレミアムに働きかける観点から、ETF(指数連動型上場投資信託受益権)およびJ-REIT(不動産投資法人投資口)の保有残高が、それぞれ年間約6兆円、年間約900億円に相当するペースで増加するよう買入れを行っています。
3)CP等、社債等について、それぞれ約2.2兆円、約3.2兆円の残高を維持します。
(4)金融政策運営方針:「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の継続
日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を継続します。今後とも、経済・物価のリスク要因を点検し、「物価安定の目標」の実現のために必要な場合には、「量」・「質」・「金利」の3つの次元で、追加的な金融緩和措置を講じます。
より詳細な内容は「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入および(参考)本日の決定のポイント(2016年1月29日公表)、当面の金融政策運営について(2016年3月15日公表)をご覧ください。
参考
- 2%の「物価安定の目標」と「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」
- 「量的・質的金融緩和」の導入について(2013年4月4日決定)
- 「量的・質的金融緩和」の拡大(2014年10月31日決定)
- 当面の金融政策運営について(「量的・質的金融緩和」を補完するための諸措置の導入)(2015年12月18日決定)
- 金融緩和の強化について(2016年7月29日決定)
