このページの本文へ移動

ステートメント(速水日銀総裁、 9月25日、ワシントン)

1999年 9月26日
日本銀行

1.日本銀行は、ゼロ金利政策のもとで潤沢な資金供給を行っている。

2.日本銀行としても、最近の急激な円高の進行が、企業収益等を通じて景気や物価に与える悪影響を懸念しており、この見方は、政府とも共有されている。

3.金融政策運営については、引き続き、現在のゼロ金利政策のもとで、豊富で弾力的な資金供給を行い、為替変動の影響も含め、金融経済情勢に応じて適時・適切に対応していく方針である。

4.ゼロ金利政策の効果浸透をより確実なものとする観点から、調節手段の拡充についても検討していく。

以上