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システミックな影響の大きい資金決済システムに関するコア・プリンシプル

支払・決済システム委員会による市中協議報告書
(日本銀行仮訳)

2000年 7月10日
国際決済銀行
支払・決済システム委員会

日本銀行から

 以下は、標記の市中協議報告書を公表するに当って、支払・決済システム委員会(CPSS)が作成した「読者への注記」です。報告書の「第1部:基本原則」はこちら (bis0008a1.pdf 61KB) から、「第2部:基本原則を実現するにあたって」はこちら (bis0008a2.pdf 333KB) から入手できます。

読者への注記

 2部構成のこの市中協議報告書は、G10諸国中央銀行の支払・決済システム委員会(CPSS)が設立した、国際的な作業部会により作成された。同作業部会は、国際通貨基金および世界銀行に加え、23の中央銀行の決済システム専門家から構成されている。作業部会は、報告書を作成するにあたり、多くの新興市場国を含む他の中央銀行の専門家とも協議した。

 1999年12月、CPSSは市中協議を行うため本報告書の第1部を公表した。報告書の第1部は、システミックな影響の大きい資金決済システムに関する10の基本原則と、基本原則を適用するにあたっての中央銀行の4つの責務を定めている。市中協議への反応は大いに力づけられるものであり、多数の有益なコメントが寄せられた。報告書は広く歓迎され、多数の回答者が、原則を解釈するための一層詳しい説明とその適用の手引きを要望した。寄せられたコメントは作業部会において慎重に検討され、それらの多くが報告書第2部にとり上げられている。報告書の第2部についてもコメントを行う機会を求める回答者もあった。

 現段階の報告書は、若干修正が加えられた第1部と、基本原則の解釈のためのガイダンスや様々な経済・制度の下で基本原則がもたらす問題への取組方法の例を示す第2部から成る。作業部会は今般、報告書の第2部についてコメントを求めている。

 市中協議は、2000年9月8日まで行われ、関係者には報告書のいかなる部分であってもコメントを下さるようお願いする。但しCPSSは、報告書を完成する助けとするため、以下の点に関する意見や提案を特に歓迎する。

  1. 基本原則は、各国におけるその適用のされ方を示す事例を伴いながら、より詳細に解説されています。それらの説明は、基本原則を適用する目的からみて、明確、適切、十分かつ有益でしょうか。カバーされていない主要な問題はあるでしょうか。
  2. 事例や図は明確かつ十分でしょうか。そうでない場合は、どのように改善することができるか具体的な提案をお示しください。
  3. 基本原則が貴国で適用された場合に生じると予想される具体的な問題や障害についてご説明ください。どの程度早くシステムが評価され、基本原則の充足のための計画が策定されることを望むのが合理的でしょうか。
  4. 中央銀行の責務に関する議論は、様々な状況の下で基本原則を適用する際の中央銀行の役割を十分カバーしているでしょうか。
  5. 基本原則を適用するにあたっての特別な状況について記述している章は、明確かつ十分でしょうか。関係する問題が適切にとり上げられているでしょうか。

 全ての関係者からのコメントが2000年9月8日まで受け付けられる。コメントの送り先は下記のとおりである。

住所:Committee on Payment and Settlement Systems
Bank for International Settlements
CH-4002 Basel

ファックス:+41 61 280 9100、電子メール:cpss@bis.org(メッセージのタイトル行に「Core Principles」と明記してください。)

2部構成の本報告書は、1999年12月に公表された市中協議報告書に取って代わるものである。先の市中協議報告書の各国語訳も、BISのウェブサイトから取り除かれている。現段階の報告書の主要言語への翻訳は、完成した段階でウェブサイトに掲載される。関心のある読者は、報告書の旧版をCPSS事務局から入手することができる。