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日銀ネットRTGS化等総合運転試験(フェーズ2)の追加実施、および今後の試験における日銀ネット稼働時間の延長について

2000年11月20日
日本銀行

 RTGS化等(日本銀行当座預金決済・国債決済のRTGS化、与信・担保システムの稼働開始およびオンライン当座預金振替のサービス提供時間延長をいいます。)のRT(総合運転試験をいいます。)については、フェーズ2・ラウンド1(10月21日、29日)およびラウンド2(11月11日、18日)を予定どおり実施しました。

 ラウンド1(10月21日、29日)では、すでに11月10日公表のとおり、資金決済は概ね円滑に決済が行われましたが、国債決済については、2日目(10月29日、国債発行日を想定したテスト)に相当数の不処理が発生しました1

 一方、ラウンド2(11月11日、18日)では、決済データおよび参加先に対するヒアリングによれば、ラウンド1に比べ国債の決済所要時間がかなり短縮され、国債発行日を想定した2日目(11月18日)においても、国債決済の不処理は大幅に減少した模様です。全体としてみて、システム、事務両面での整備が進み、決済の円滑さが大幅に改善したものとみられます。

  1. ラウンド1における決済状況については、「日銀ネットRTGS化にかかる総合運転試験(フェーズ2)・ラウンド1における決済状況について」(平成12年11月10日)をご参照ください。

 こうした状況のもとで、これまでに多くの参加先の方々から、予備日を用いて国債発行日について追加的にRTを実施することで、より一層事務習熟度を上げたいという要望が寄せられてきました。また、発行日取引の円滑な決済を一層確実なものとするため、国債発行日における日銀ネット国債系の稼働時間をさらに延長してほしいという要望も寄せられています。

 日本銀行では、こうした状況を踏まえ、来年1月4日を予定とするRTGS化等実施をより円滑なものとするため、RTフェーズ2について次の2つの施策を講ずることとしました。

1.予備日を用いた追加RTの実施

 当初予定の12月2日(土)、3日(日)に加えて、事務の一層の習熟等を主な目的とし、フェーズ2の予備日である12月16日(土)に、国債発行日における決済を想定したRTを追加的に実施します。テスト内容および実施手順は、12月3日(ラウンド3の2日目、国債発行日を想定したテスト)のものと同じとします(当預決済、国債決済ともにテストを行います。)。

2.国債発行日を想定したRTにおける日銀ネットの稼働時間延長

 日本銀行では、これまでのRTの状況を踏まえ、国債(割引短期国債および政府短期証券を除きます。)の発行日には日銀ネット国債系の稼働時間を現在の予定である午後5時までから、さらに延長する方向で検討しています。こうした延長の効果、影響を確認するため、ラウンド3の2日目(12月3日)および追加RT(12月16日)では、日銀ネット国債系のオンライン入力締切時刻を1時間延長し、午後6時とします。

 なお、日本銀行では、RTの結果等を踏まえ、後日、国債系稼働時間の最終的な決定を行う予定です。

 日本銀行では、参加先において、残されたRTなどを活用しながら、引続き着実な対応が図られることを期待しています。日本銀行としても、来年1月4日の円滑なRTGSへの移行を実現できるよう、引続き着実に準備を進めていく考えです。

本件に関する照会先

信用機構室決済システム課

TEL<代表>:03-3279-1111
浅田(内線2908)、長江(同2955)、中村(同2964)

以上