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OTCデリバティブの清算・決済の仕組みに関する小委員会
——BIS支払・決済システム委員会によるプレス・リリース——

2006年 2月13日
国際決済銀行
支払・決済システム委員会

日本銀行から

 BIS支払・決済システム委員会(CPSS)は、OTCデリバティブの清算・決済の仕組みに関する小委員会を設置しました。以下には、CPSSが公表したプレス・リリースの日本銀行仮訳を掲載しています。

 なお、プレス・リリースの原文(英語)はBISのウェブ・サイト(アドレス:www.bis.org(外部サイトへのリンク))に掲載されておりますので、併せてご参照下さい。

日本銀行仮訳

プレス・リリース
OTCデリバティブの清算・決済の仕組みに関する小委員会

 支払・決済システム委員会(CPSS)は、OTCデリバティブの清算・決済の仕組みに関する小委員会を設置することに合意した。

 同小委員会は、国際決済銀行(BIS)が1998年に公表した報告書「OTCデリバティブ取引の決済およびカウンターパーティーのリスク管理」のフォローアップを行う。1998年以降、OTCデリバティブ市場は急速な成長を続けてきた。BISが取り纏めている世界規模の調査によると、想定元本残高でみた市場規模は、1998年から2004年の間に約3倍に拡大した。さらに同期間中に、市場慣行は変化し、市場インフラに様々な改善が加えられた。

 このような状況を踏まえ、同小委員会は、OTCデリバティブ市場における約定後処理のインフラに関する現行のリスク管理実務の実効性を評価する。本プロジェクトは、クレジット・デリバティブ市場における第三者への譲渡(assignment)の実務や約定確認未了の取引(confirmation backlogs)に関する、いくつかの国の監督当局による最近の取組みを補完するものである。本プロジェクトでは、OTCデリバティブ市場全体における現行の仕組みやリスク管理実務を包括的な視点で捉え、市場インフラのさらなる活用または改善によるリスク削減の可能性を評価する。

 同小委員会の参加者には、主要デリバティブ・ディーラーの監督当局およびCPSSのメンバーである中央銀行からの代表者が含まれる。作業の過程では、バーゼル銀行監督委員会およびグローバル金融システム委員会とも協議していく。

 同小委員会は、2007年前半に最終報告書を完成させる予定である。

以上