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CP等買現先オペの取引概要

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2009年2月25日現在
日本銀行金融市場局

1. はじめに

この資料は、日本銀行が「コマーシャル・ペーパー等の売戻条件付買入基本要領」に基づいて行うコマーシャル・ペーパー、短期社債、保証付短期外債、政府保証付短期債券、資産担保短期債券および短期不動産投資法人債(以下「CP等」といいます。)の売戻条件付買入(以下「CP等買現先オペ」といいます。)の概要を記載したものです。記載している内容は、今後変更することがあり得ますので、予めご承知おき下さい。

2. 基本的事項

(1)買入店

日本銀行本店(業務局)とします。

(2)買入対象

CP等のうち、日本銀行が適当と認めるものとします。

(3)売戻条件

買入日の翌日から起算して3か月以内の確定日に売戻を行う旨の条件を付します。

(4)買入方式

買入対象先が売渡の際に希望する売渡期間中の利回り(以下「希望期間利回り」といいます。)を入札に付してコンベンショナル方式により決定し、これにより買入れる方式とします。

3. 入札

(1)買入要項の通知(オファー)

CP等買現先オペを実施する場合には、日本銀行は買入対象先の中から入札参加者を定め、以下の事項を入札参加者に日本銀行金融ネットワークシステム(以下「日銀ネット」といいます。)により通知します。

  1. (A)買入予定総額
  2. (B)買入日およびその買入代金支払時刻
  3. (C)売戻日およびその売戻代金支払時刻
  4. (D)応募の受付の締切日時
  5. (E)その他日本銀行が必要と認める事項

(2)入札への応募

入札参加者は、(1)で通知された応募の受付締切日時までに、希望期間利回り別売渡希望額を日銀ネットにより、また、売渡すCP等の額面別売渡希望枚数または振替の最低単位別売渡希望単位数をファクシミリにより、日本銀行に通知します。

(3)募入の決定(オファーバック)

日本銀行は、(2)の応募に対し、希望期間利回りの高いものからその売渡希望額を順次割当てることにより、募入を決定します。ただし、日本銀行は、適当と認める場合には、各応募の全部または一部を募入外とすることがあります。

日本銀行は、募入を決定した場合には、期間利回り別の買入額を(2)の応募を行った入札参加者に通知します(通知を受けた者を売渡人といいます。以下同じです。)。

4. CP等買入の実行および売戻日の決済等

(1)買入の実行

売渡人は、日本銀行が定める日時までに、日本銀行が定める取引書類等を日本銀行に提出します。

日本銀行は、3.(1)で通知した買入日の買入代金支払時刻に、買入代金を売渡人に支払います。

(2)売戻日の決済

日本銀行は、3.(1)で通知した売戻日の売戻代金支払時刻に、売渡人から日本銀行への売戻代金の支払を受けた後、CP等を売渡人に引渡します。

5. 取引に関するタイムテーブル

3. および4. に掲げる事務に関するタイムテーブルは、「オペタイムテーブル」に掲示しています。