日本銀行本店

金融政策の概要

ホーム > 金融政策 > 金融政策の概要 > 日本銀行の金融調節を知るためのQ&A(解説イ.)

ENGLISH

日本銀行の金融調節を知るためのQ&A(解説イ.)

イ.「金融政策」、「金融調節」、「公開市場操作(オペレーション)」などいろいろな言葉を耳にしますが、それぞれ何を意味するものですか。また、金融政策運営における金融調節の位置付けはどうなっているのですか。

金融政策とは、日本銀行が公開市場操作(オペレーション)などの手段を用いて、「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資する」ために行う政策を言います。日本銀行法では「通貨および金融の調節」という表現で規定されています(日本銀行法第1条、第2条参照)。
金融政策を具体的にどのように運営していくかについての基本方針は、日本銀行政策委員会が金融政策決定会合という特別な会合を開いて決定します。

金融調節とは、金融政策決定会合で決まった金融政策運営の基本方針(=金融市場調節方針)を実現するために、公開市場操作(オペレーション)などを用いて短期金融市場における資金の総量を調整することを言います。金融調節の実務は日本銀行金融市場局が担当しています。

金融調節の枠組みについては、「主要国の中央銀行における金融調節の枠組み」(2006.6.30)もご参照ください。

公開市場操作(オペレーション)とは、中央銀行が金融市場において民間金融機関との間で行う国債等の売買や資金貸付などの取引であり、「オぺ」と略称されます。現在日本銀行には、共通担保資金供給オペ、国債現先オペなどがあります。これらのオペを日本銀行が行うと、金融市場の資金量――具体的には、民間金融機関の日銀当座預金の総量――が増減します。現在では、オペが金融調節の主たる手段となっています。

日本銀行が金融政策を変更する場合は、必ず政策委員会の金融政策決定会合が「金融市場調節方針」の変更を決定し、直ちにそれを公表します。従って、日々のオペのやり方や金額の増減には、金融政策の変更のシグナルとしての意味合いはありません。

図
ページ先頭に戻る