日本銀行本店

銀行券・貨幣

ホーム > 銀行券/国庫・国債 > 銀行券・貨幣 > その他 > 二千円券の流通促進に向けて

ENGLISH

二千円券の流通促進に向けて

2000年11月22日
日本銀行発券局

二千円券の利便性について

二千円券が円滑に流通すれば、小口決済手段の多様化を通じて、皆様の利便性は一層向上するものと考えられます。

具体的には、(1)現金の支払い・受取りに要する紙幣を節約できる、(2)偽造抵抗力が強化(参照:二千円券の発行と偽造防止技術)される、といったメリットが考えられます。

このメリットについて、銀行券と同様に「1」「2」「5」の組み合わせになっている「上皿てんびんの分銅」を用いて考えてみましょう。
1gから9gまでの重さを量るのに必要な分銅は、「1」と「5」だけの組み合わせの場合は最大5個となりますが、「1」「2」「5」の組み合わせの場合は、全て1〜3個で済みます。

分銅の図

なお、より学術的な解説にご興味のある方は、「金融研究」掲載論文「貨幣の最適な発行単位の選択について」(一橋大学経済研究所・北村行伸助教授)をご参照ください。

海外に目を転じますと、ほとんどの欧米主要国では「2のつくお金」が発行され、よく流通しています。例えば、米国20ドル紙幣、英国20ポンド紙幣、フランス 200フラン紙幣は、各国の銀行券流通高の約2〜3割を占めています。これらは、日本円で2,000〜3,000円に相当する紙幣です。

欧米主要国の「2のつくお金」の流通高シェア

98年末<イギリスは97年末>

欧米主要国の「2のつくお金」の流通高シェア

二千円券の流通促進に向けた取組み

パンフレット表紙

こうした認識のもと、日本銀行では、大蔵省とともに、金融業界や小売業界・鉄道会社など現金流通に深く関係する業界等に対して二千円券の流通促進に関する協力をお願いしています。
また、一般の広報活動についても、二千円券の利便性や券面のデザインについて分かりやすく解説したパンフレット「日本銀行券弍千円物語」を作成し、本支店窓口で配布する予定です。

二千円券の流通促進について、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

その他の取組み(2016年5月追加)

ページ先頭に戻る