2011年末の本邦対外資産負債残高
2012年5月31日
日本銀行国際局
要旨
1. 11年末の本邦対外資産負債残高
対外資産は、円高進行に伴い円建評価額が低下したが、外貨準備および貸付の残高が増加したため、全体では増加した。一方、対外負債は、本邦株価下落による対内株式投資残高の減少にもかかわらず、対内短期債投資および借入の残高が増加したため、全体では増加した。対外純資産は、対外資産の増加幅が対外負債の増加幅を上回ったことから、増加した(10年251.5兆円→11年253.0兆円)。
2. 項目別の特徴点
(1)直接投資残高(対外直接投資:74.8兆円、対内直接投資:17.5兆円)
対外直接投資残高は、7.1兆円(+10.5%)増加した。
対内直接投資残高は、前年並みであった。
(2)証券投資残高(対外証券投資:262.3兆円、対内証券投資:157.5兆円)
対外証券投資残高は、10.2兆円(△3.7%)減少した。
対内証券投資残高は、5.0兆円(+3.3%)増加した。
(3)金融派生商品残高(資産:4.2兆円、負債:5.6兆円)
資産・負債ともに前年並みであった。
(4)その他投資残高(資産:140.2兆円、負債:148.4兆円)
資産残高は、10.5兆円(+8.1%)増加した。
負債残高も、11.6兆円(+8.4%)増加した。
(5)外貨準備残高(資産:100.5兆円)
11.2兆円(+12.5%)増加した。
本邦対外資産負債残高は、財務省・日本銀行が「平成23年末本邦対外資産負債残高」として5月22日に公表したもの。地域別残高計数は本ホームページにおいて公表している。
日本銀行から
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