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消費活動指数について

2016年5月2日
日本銀行調査統計局
中村康治*1
河田皓史*2
田中雅樹*3
植前理紗*4

要旨

本稿では、消費活動指数を紹介する。消費活動指数は、財とサービスに関する各種の販売・供給統計を基礎統計としており、月次や四半期といった短期的な消費活動を把握するための指標である。消費活動指数は、最も包括的にわが国の消費活動を表す国民経済計算・確報の家計消費と同様の変動をしているが、確報と異なり速報性がある。また、需要側統計と異なり、サンプルに起因する統計の振れも小さく、各種のマインド指標との相関も高い。消費活動指数には、名目値と実質値、インバウンド消費を含むものと含まないものなど、複数の指数があり、分析目的に応じて使い分けることが可能である。これらの性質を踏まえると、消費活動指数は、わが国における消費活動の実勢把握を行うことに貢献すると考えられる。

本稿の執筆に当たっては、関根敏隆、肥後雅博、川本卓司の各氏および日本銀行のスタッフから有益な助言やコメントをいただいた。また、尾崎直子、三浦弘の各氏からは、計数作成においてご協力を頂いた。記して感謝の意を表したい。ただし、残された誤りは全て筆者に帰する。なお、本稿の内容と意見は筆者に属するものであり、日本銀行の公式見解を示すものではない。

  1. *1日本銀行調査統計局 E-mail:kouji.nakamura@boj.or.jp
  2. *2日本銀行調査統計局 E-mail:hiroshi.kawata@boj.or.jp
  3. *3日本銀行調査統計局(現・下関支店) E-mail:masaki.tanaka-2@boj.or.jp
  4. *4日本銀行調査統計局 E-mail:risa.uemae@boj.or.jp

日本銀行から

本稿の内容について、商用目的で転載・複製を行う場合は、予め日本銀行調査統計局までご相談ください。
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照会先

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Tel:03-3279-1111(代表)