「生活意識に関するアンケート調査」(第10回)の結果
2000年 5月25日
日本銀行情報サービス局
(日本銀行から)
以下には、調査結果の概要を掲載しています。調査結果を含む全文は、こちら (ron0005a.pdf 237KB) から入手できます。
(はじめに)
日本銀行では、政策・業務運営の参考とするため、本店や支店を通じた広報活動のなかで、国民各層の意見や要望を幅広く聴取するよう努めていますが、その1つの手法として、平成5年以降、全国20歳以上の男女個人4,000人を対象に「生活意識に関するアンケート調査」を実施しています。この調査は、日本銀行が四半期ごとに行っている「企業短期経済観測調査(短観)」のような統計指標としての調査ではなく、生活者の意識や行動を大まかに窺う一種の世論調査です。
(調査概要)
・調査実施期間…平成12年3月17日(金)〜3月27日(月)
・調査対象…全国の20歳以上の男女個人
・標本数…4,000人(有効回答者数3,071人<有効回答率76.8%>)
・抽出方法…層化2段無作為抽出法
・調査方法…設問票によるアンケート調査(訪問留置法)
(調査結果の概要)
- 足許の景況感(1年前対比)については、「悪くなっている」が減少し、D.I.(「良くなっている」−「悪くなっている」)は引続き改善(前回比+6.1%ポイント)。
また、1年後までの変化については、「変わらないと思う」との見方がなお全体の4分の3を占め、先行きに関するD.I.(「良くなっていると思う」−「悪くなっていると思う」)の改善は緩やか。
<景況感D.I.の推移(%)>
- 暮らし向き(1年前対比)については、「苦しくなってきた」がやや減少の一方、「ゆとりが出てきた」も微減。この結果、暮らし向きD.I.(「ゆとりが出てきた」−「苦しくなってきた」)はやや改善したものの、景況感D.I.に比べ、改善の足取りは鈍い。
<暮らし向きD.I.の推移(%)>
- 収入(1年前対比)については、「減った」が減少、「変わらない」が増加し、収入D.I.(「増えた」−「減った」)は前回比やや改善。
1年後までの変化については、「変わらないと思う」が6割を占めているなど、生活者の慎重な見方が窺われる。
<収入D.I.の推移(%)>
- 支出(1年前対比)については、「減らしている」が引続き4割強存在。支出D.I.(「増やしている」−「減らしている」)は前回比横這いと、景況感D.I.のような改善はみられていない。先行きについても慎重。景況感と支出の関係をみると、景気が「良くなっている」と回答した人においても、支出D.I.に目立った改善はみられていない。
<支出D.I.の推移(%)>
- 預金保険制度を知っている人は、全体の7割近くまで増加。
以 上
