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短期円資金市場の構造と最近の動向

〜無担コール・ユーロ円・円/ドル為替スワップ市場間の裁定関係〜

2001年 5月28日
稲葉圭一郎
紺野佐也子
福永憲高
清水季子

日本銀行から

マーケット・レビューは、金融市場に関する理解を深めるための材料提供を目的として、日本銀行金融市場局が編集・発行しているものです。ただし、レポートで示された意見は執筆者に属し、日本銀行の見解を示すものではありません。

内容に関するご質問は、日本銀行金融市場局 清水までお寄せ下さい。

以下には、(要旨)を掲載しています。全文は、こちら (kmr01j05.pdf 98KB) から入手できます。

要旨

 日本銀行の金融調節の影響を強く受ける無担コールレートと、ユーロ円市場や為替スワップ市場での円資金調達コストは、国際的に活動する金融機関による裁定行動の活発化などにより、連動性が高まっている。3市場の金利は、ときどきの需給の偏りや制度変更の影響などにより、短期的に乖離することがあるものの、その後比較的速やかに収斂する。本稿では、2000年末から2001年初にかけて観察された3市場金利の乖離および収斂プロセスの背景を探ることにより、裁定関係に影響を及ぼす要因について考察する。考察の結果、円短期金利の動向を理解するためには、内外の要因が及ぼす影響を一体的にモニタリングする必要があることがわかる。