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外国為替市場における「グローバルな行動規範」の整備

―外国為替市場の健全な発展と市場機能の強化に向けた取り組み―

2016年6月17日
金融市場局 松嶋徹郎、大河理沙、井上広隆

要旨

多様な市場参加者が国境を越えた取引を行う外国為替市場では、市場の信頼性をグローバルに向上させていくことが円滑な市場機能にとって重要である。そうした認識のもと、2015年7月、「外国為替市場における単一のグローバルな行動規範(グローバル外為行動規範)」を策定するためのBIS作業部会が設立され、日本銀行を含む各国中央銀行と民間専門家が2017年5月の完成に向けて協働作業を進めている。その第一段階として2016年5月、BIS作業部会は同行動規範の一部と遵守促進に向けた基本的な考え方を公表した。同行動規範は、不正行為防止に向けた規律付けを強化しつつ、市場参加者の多様性に配慮し、詳細なルールではなく原則を示す内容となっている。日本銀行は、市場参加者が同行動規範をしっかりと理解し遵守していくことが市場の健全な発展と市場機能の強化に資すると考えている。

日本銀行から

日銀レビュー・シリーズは、最近の金融経済の話題を、金融経済に関心を有する幅広い読者層を対象として、平易かつ簡潔に解説するために、日本銀行が編集・発行しているものです。ただし、レポートで示された意見は執筆者に属し、必ずしも日本銀行の見解を示すものではありません。

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