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地域銀行の証券子会社の経営動向

2018年5月10日
金融機構局 中原伸

要旨

2000年代半ば以降、銀行の収益力が低下基調をたどる中、収益源の多様化や業績の底上げを図る観点から、地域銀行による証券子会社の設立が着実に増えている。設立形態は「(1)既存証券の買収」型、「(2)既存証券との共同出資」型および「(3)銀行による単独新設」型の3類型に分類され、設立形態ごとに人員面や預り資産の構成にも特徴が見受けられる。現状、証券子会社の経営は、総じて軌道に乗っており、連結ベースでの収益貢献度は、緩やかに高まってきている。地域銀行が、対個人、対事業法人双方の面において、証券子会社を含めたグループのチャネルを一層活用しながら、多様化する顧客のニーズに応え、収益力を高めていくことが期待される。

日本銀行から

日銀レビュー・シリーズは、最近の金融経済の話題を、金融経済に関心を有する幅広い読者層を対象として、平易かつ簡潔に解説するために、日本銀行が編集・発行しているものです。ただし、レポートで示された意見は執筆者に属し、必ずしも日本銀行の見解を示すものではありません。
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