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最近のドル化(dollarization)・ユーロ化(euroization)を巡る議論について

2001年 3月15日
畑瀬真理子

日本銀行から

海外事務所ワーキングペーパーシリーズは、日本銀行海外事務所スタッフ等によるリサーチ活動の成果をとりまとめたもので、金融市場参加者、研究者等、有識者の方から幅広くコメントを頂戴する事を企図しています。ただし、論文の内容や意見は、執筆者個人に属し、日本銀行あるいは各海外事務所の公式見解を示すものではありません。

以下には、(要旨)を掲載しています。全文は、こちら (owp01j02.pdf 126KB) から入手できます。

要旨

 このところ、エマージング諸国においてドル・ユーロ等の国際的に信認の高い外国通貨を自国の法定通貨として導入する「公式的なドル化・ユーロ化(official dollarization/euroization)」を巡る議論が活発化している。近年、一部のラテンアメリカ諸国では公式的なドル化を実施する例もみられており、公式的なドル化・ユーロ化が現実的な政策オプションとして議論されるケースも増加している。本稿では、エマージング諸国にとって最適な為替相場制度を考えるための一助として、公式的なドル化・ユーロ化の理論的な論点、特に、ドル化・ユーロ化政策の採用国側からみたメリット・デメリット、ドル化・ユーロ化の政策手段としての有効性を巡る議論を整理する。また、併せて、中東欧諸国のEU加盟問題と、ユーロ化を巡る議論の背景についても整理する。