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物価指数の利用方法に関するアンケート調査の集計結果

1998年 7月 9日
日本銀行調査統計局

日本銀行から

 以下では、資料の冒頭部分のみをご紹介しています。全文は、こちら (ntwpi02.pdf 53KB) から入手できます。

はじめに

 日本銀行調査統計局では、今後の物価指数作成の参考として活用していくことを目的に、本年2月末から5月初にかけて、書面やインターネット・ホームページ等を通じて「卸売物価指数(WPI)の利用方法に関するアンケート(別添資料参照)」調査を実施した。以下はその集計結果の概要である。

 なお、本調査は予め卸売物価統計のユーザーを母集団として特定し、その中からアンケート先をランダムに抽出したものではなく、日頃物価統計作成にご協力頂いている企業、物価統計をご利用頂いている研究者やエコノミストの方々、さらには一般の方々から自由応募の形で広く意見を募ったものである。従って、回答者の職業別構成比は物価統計ユーザー全体の職業別構成比を正確に反映している訳ではなく、回答者合計の構成比の計数を利用する際にはこの点に注意する必要がある。他方、職業別に回答パターンの差異をみていくことには意義があり、企業関係者と研究者・エコノミストとの間で、物価指数やその利用方法に対する意見に、比較的はっきりとした違いのあることが明らかとなったことが、本調査の一つの特徴といえる。

本アンケート調査の方法・回答状況

 調査方法

  • 調査実施期間…平成10年2月26日〜平成10年5月6日
  • 調査対象…日本銀行が物価統計作成上、日頃御世話になっている一般企業関係者、経済調査・統計に携わっている大学教員、エコノミスト、日本銀行のインターネットホームページへアクセスされた不特定多数の回答者等。
  • 回答数 …2,270件(うち無効回答数151件<有効回答率93.3%>)。
  • 回答方法…設問表の郵送(紙および電子ベース)、インターネットホームページ上への設問の掲載、電話でのヒヤリング1によるアンケート調査。

 回答状況

表 回答状況
  有効回答 無効回答2
郵送 1,127 5
インターネット 976 146
電話 16
合計 2,119 151
  1. 調査統計局への物価指数に関する外部照会対応時に随時実施。
  2. 「無効回答」とは、同一人物の複数回答、白紙回答などを指す。

以上