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直接投資残高の市場価格推計値の公表について

2007年5月25日
財務省
日本銀行

 財務省・日本銀行は、本日公表の「平成18年末現在本邦対外資産負債残高」に関して、平成11年から平成18年末現在の直接投資残高の市場価格推計値を参考計数として公表することとしましたので、お知らせします。

 国際収支統計作成のガイドラインとなっているIMF国際収支統計マニュアルでは、対外資産・負債残高を原則として市場価格で評価することとしていますが、我が国の対外資産負債残高における「直接投資」は、帳簿価額での評価となっています。このため、他国の作成・公表方法や利用者のニーズも踏まえ、市場価格推計値を参考計数として新たに公表するものです。

以上

(参考)市場価格の推計方法

 直接投資残高は、株式資本、再投資収益、その他資本の各残高から構成されます。このうち、株式資本残高について、市場価格の推計を行っています。

  • 式

(注)

  • 「株式資本」には、直接投資受入企業の株式、支店の出資持ち分及びその他資本拠出金を計上します。
  • 「再投資収益」には、直接投資受入企業の未配分収益のうち、直接投資家の出資比率に応じた取り分と、直接投資家に未送金の支店収益を計上します。
  • 「その他資本」には、資金貸借や株式以外の証券の売買等、上記2項目に含まれない直接投資家と直接投資受入企業の資本取引を計上します。

(1)対外直接投資残高

1.推計開始年(1999年末)

 式であることから、国・地域別に直接投資受入企業からの受取配当額を配当利回りで除すことにより、市場価格総額を推計します。その上で、これらを合計し、全世界での合計を算出します。

  • 式

2.推計開始以降の年(2000年末以降)

 前年末の株式資本残高(市場価格推計値)に、各年中の投資実行(回収)額の年末時点での市場価格評価額を加算(減算)することにより算出します。

(2)対内直接投資残高

 各年毎に、対内直接投資を受け入れている上場各企業について、 式を算出します。これを簿価ベースの株式資本残高でウェイト付けし、対内直接投資受入上場企業の市場価格・簿価比率の加重平均値を算出します。

 株式資本残高(市場価格推計値)は、この加重平均値を、非上場企業を含む対内直接投資受入企業の簿価ベースの株式資本残高に乗ずることにより算出します。