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東京銀行協会(平井事務システム部次長)からの説明(配付資料は別添2)
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東京銀行協会が運営する決済システム、すなわち手形交換・磁気テープ交換システム、全国銀行データ通信システム(全銀システム)および外国為替円決済システム(外為円決済システム)に関し、障害発生時における利用者への情報提供のあり方について取り纏めたのでご紹介したい。これは、全国銀行協会による「システム障害発生時の利用者への迅速な情報提供についての申し合わせ」(本年4月20日)も踏まえて策定されたものである。
各システムとも、利用者への影響が大きいと判断される場合に、情報提供を行うことを基本としている。具体的には、1.手形交換システム障害については、障害発生により不渡返還時限を延長する可能性が高いと判断される場合、また磁気テープ交換システム障害については、給与振込等の入金遅延が見込まれる場合、2.全銀システム障害については、東京・大阪の両センター障害、片センター全面障害や、加盟銀行の中継コンピュータまたは通信回線の全面障害の場合、3.外為円決済システム(日銀ネット)障害については、当日の決済が完了しなかった場合、が想定されている。また、手形交換システムおよび全銀システムについては、自行システム障害に伴い、不渡返還時限の延長を決定した場合や全銀システムの通信時間を延長した場合にも、情報提供を行う。
こうした情報提供は、全銀協ホームページへの掲載(掲載場所全銀協ホームページ内「topics」)により行うこととしている。内容としては、障害発生時刻や対応状況等のほか、手形交換システムおよび全銀システムの自行システム障害に伴う情報提供の場合には、システム障害発生銀行名も含まれることとなる。
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日本デビットカード推進協議会(米倉事務局長)からの説明
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日本デビットカード推進協議会は1998年6月に設立され、2000年3月からはデビットカードサービス「J-Debit」を全国規模で本格的に展開してきている。
現在、取扱件数は毎月100万件前後、取扱金額は毎月600〜700億円に上っており、参加金融機関は1,900弱、うち1,500弱の金融機関が実際に決済を行っている。利用は全国の21万箇所以上で可能であり、業種・業態別にみると、家電量販店、百貨店、スーパーマーケットといった流通・小売のほか、病院や学校(各種スクール等)、証券業といった金融・サービス業における利用も多い。なかでも、このところ自動車販売や病院などでは年率50%以上の伸びがみられる(2002年〜2003年)。
また、利用形態については、企業が加盟店となり利用者が個人顧客であるような所謂B to
Cが基本であるが、最近では、個人が加盟店となり利用者が企業・個人であるようなC to B、C to Cの形態もみられるようになっている。
今後は、デビットカードの具体的な導入事例をアピールしながら、引き続き一段の普及拡大を図っていきたいと考えている。また、利用時間帯の拡大なども課題の一つとなると思われる。
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ほふりクリアリング(鈴木業務管理部長)からの説明(配付資料は別添3)
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本年5月より、ほふりクリアリングが清算機関となって、株式等の振替のうち、取引所取引以外の振替を対象とした一般振替DVPを開始した。一般振替DVP開始後の約半年間の利用状況は、参加者数は、現在、銀行および証券会社62社、DVPによる振替件数は1営業日平均で58,000件程度(約4万件から約8万件程度の間で推移)、また、全体の一般振替件数のうちDVP決済されているのは約6割である。代金ベースでみると、片道グロスの決済金額は1営業日平均では9千億円程度(約6千億円から約1兆5千億円程度の間で推移)となっている。実際の資金決済は、参加者毎にネッティングした金額で決済されているが、ネッティング後の合計金額は1営業日平均で1千億円程度と、グロスベースの金額の約12%にまで圧縮されている。 |
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このように、株式等の一般振替DVPは、これまで目立ったトラブルもなく順調に稼動しており、ユーザーからも、決済リスク削減や事務効率化の観点から一定の評価を得られているとみている。
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証券保管振替機構(齋藤企画部長)からの説明
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証券保管振替機構は、来年5月に稼動開始予定の日本国債清算機関に対して決済照合機能を提供する予定。今月中には参加者との間で接続試験等を開始し、来年2月から照合機能の提供を開始するが、その後、日本国債清算機関の総合運転試験を経て、来年5月に本格稼動を目指すスケジュール。
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短期社債振替制度(電子CP)については、本年4月からは短期外債とサムライ電子CPも取扱対象に加え、現在、残高は約2兆円、制度同意発行者は65社となっている。印紙税特別措置の期限が来年3月に迫っていることを受けて、夏以降、本制度に関する発行者向け説明会を開催するなどした結果、参加の申込や問合わせが増加している。今後は、一般債振替制度の開始に合わせて、STP化など利便性向上のための対策を講じていく予定。
一般債振替制度については、本年5月にシステム接続仕様書を公表し、2006年1月の開始を目標として、現在、来年8月からの運転試験の準備、市場慣行や既発債券の振替債への移行など実務処理に関する検討などを進めている。
投資信託の振替制度については、本年9月に制度要綱を取り纏め、10月には制度概要についての説明会を開催したところ。現在は、2007年1月の制度実施を目途として実務・システム面の検討を行っているところである。
最後に株券の電子化への対応については、本年6月、いわゆる株式等決済合理化法が公布され、社債、国債等に続き株式等についても電子化されることとなったことから、現在その実現に向けての検討が始まったところである。
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日本国債清算機関(沖津社長)からの説明
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2003年10月に、銀行、証券会社、仲介機関等19社からの出資を得て正式に会社を設立後、増資を経て、本年7月現在で資本金及び資本準備金30億円弱、出資社数は33社となっている。
これまで、各種の特別委員会や専門委員会を開催し、各種実務的なテーマについて議論を深めてきた。また、照合機能の提供や参加者管理基準に関するモニタリングについて、証券保管振替機構や日本証券クリアリング機構には大変お世話になっている。
現在は、業務方法書の作成や来年入り後の総合運転試験の準備など、来年5月に予定している開業に向けた準備作業を行っているところである。参加者やその他の関係者には、益々のご理解とご協力を賜りたい。
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事務局からの説明
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まず、前回会合で、BIS支払・決済システム委員会および証券監督者国際機構専門委員会による市中協議書「清算機関のための勧告」が本年3月に公表され、6月までコメントを受け付けている旨ご紹介したが、寄せられたコメントを踏まえた最終報告書が、近く公表される予定であるのでご報告する。 |
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次に、前回会合で東京銀行協会からご紹介のあった、本年3月に全国銀行協会が公表した報告書「大口決済システムの構築等資金決済システムの再編について」に関する日本銀行の検討状況をご紹介する。日本銀行では、銀行界の提言内容を政策委員会にも報告したうえで、検討を進めてきている。現段階では、こうした対応は理念としてはわが国の大口資金決済システム全体の安全性・効率性を高める選択肢たり得ると考えられる。一方、実務的な観点からは検討すべき点が多いと感じている。例えば、日銀ネットに新たな機能を導入するとした場合、これが十分に効果を発揮するためには、それに相応しい市場慣行の検討などが必要である。また、本件実施に向けては、銀行界以外の市場参加者も含めた関係者が一体となって取り組んでいけるかどうかが極めて重要である。このほか、日本銀行自身が検討せねばならない点もあるのは言うまでもない。日本銀行としては、こうした民間と日本銀行内の検討状況等の双方を睨みつつ、意見を纏め上げていきたいと考えている。
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