第126回事業年度(平成22年度)上半期財務諸表等について
2010年11月26日
日本銀行
資産、負債の状況
平成22年度上半期末における資産、負債の状況をみると、総資産残高は、国債、貸出金を中心に前年同期と比べ4兆69億円増加(+3.4%)し、120兆3,317億円となった。また、総負債残高は、当座預金、売現先勘定を中心に前年同期と比べ4兆1,368億円増加(+3.6%)し、117兆8,137億円となった。
こうした日本銀行の資産、負債の変化をやや詳しくみると以下のとおりである。まず、資産の部をみると、国債が、買入額及び引受額が償還額及び売却額を上回ったことから、76兆6,687億円と前年同期を12.1%上回ったほか、貸出金が、平成21年12月に貸付けを開始した固定金利方式の共通担保資金供給オペによる資金供給の増加等により、36兆1,284億円と前年同期を19.7%上回った。一方、買現先勘定は、国債買現先オペ及びCP等買現先オペによる資金供給の減少から、ゼロ(前年同期比▲9兆8,251億円)となった。
次に、負債の部をみると、当座預金が、金融政策決定会合で決定された金融市場調節方針のもとでの資金オペレーションの結果、20兆1,713億円と前年同期を14.9%上回ったほか、売現先勘定が、政府に対する国債売現先残高の増加を映じて、16兆3,173億円と前年同期を11.4%上回った。この間、日本銀行券の発行残高は、22年9月末時点で76兆8,546億円と前年同期比+1.2%となった。
損益の状況
平成22年度上半期の損益の状況をみると、経常利益は、前年同期比1,484億円減益となり、▲1,588億円の赤字(経常損失)となった。これは、為替円高に伴い外国為替関係損益が大幅損超となったことを主因とするものである。
以上の結果、特別損益を含めた税引前当期剰余金は、前年同期比1,482億円減益の▲1,589億円(税引前当期損失金)となり、法人税、住民税及び事業税を差し引いた後の当期剰余金は、前年同期比1,482億円減益の▲1,604億円の赤字(当期損失金)となった。
自己資本の状況
平成22年度上半期末の自己資本比率は、銀行券平残の増加により、7.43%と、前年度末(7.47%)に比べ低下した。
照会先
政策委員会室
鈴木
Tel:03-3279-1111
1. 平成22年度上半期末の資産、負債及び純資産の状況
2. 平成22年度上半期の損益の状況
参考計表
1. 資産残高の推移
2. 長期国債関係損益の推移
3. 外国為替関係損益の推移
4. 経常収入関係
(1)経常収入の推移
(2)運用資産平残の推移
(3)運用資産利回りの推移
5. 金銭の信託(信託財産株式)運用損益の推移
6. 自己資本残高及び自己資本比率の推移
7. 保有有価証券の時価情報
8. 概算納付金
平成22年度に係る国庫納付金の概算納付は行わないこととした。
