第128回事業年度(平成24年度)上半期財務諸表等について
2012年11月28日
日本銀行
資産・負債の状況
平成24年度上半期末における資産・負債の状況をみると、総資産残高は、国債を中心に前年同期末と比べ12兆2,317億円増加(+8.9%)し、149兆9,208億円となった。また、総負債残高は、預金(当座預金)を中心に前年同期末と比べ12兆3,019億円増加(+9.1%)し、147兆4,410億円となった。
こうした日本銀行の資産・負債の変化を詳しくみると以下のとおりである。まず、資産の部をみると、国債が、買入額等が償還額等を上回ったことから、102兆8,593億円と前年同期末を18兆4,922億円上回った(+21.9%)。一方、貸出金は、共通担保資金供給オペによる資金供給の減少等により、34兆4,435億円と前年同期末を8兆4,959億円下回った(▲19.8%)。なお、「資産買入等の基金」による買入資産等の残高は、61兆7,729億円となった。
次に、負債の部をみると、当座預金が、「資産買入等の基金」を通じた資金供給を主因に、43兆9,683億円と前年同期末を9兆3,278億円上回った(+26.9%)。この間、日本銀行券の発行残高は、80兆9,287億円と前年同期末を2兆458億円上回った(+2.6%)。
損益の状況
平成24年度上半期の損益の状況についてみると、経常利益は、▲1,833億円の赤字(経常損失)となった。これは、為替円高に伴い外国為替関係損益が大幅損超となったことや、保有株式の減損に伴い金銭の信託(信託財産株式)運用損益が損超となったことを主因とするものである。
特別損益は、指数連動型上場投資信託取引損失引当金の積立てを行ったこと等から、▲468億円となった。
以上の結果、税引前当期剰余金は、▲2,302億円(税引前当期損失金)となり、法人税、住民税及び事業税を差し引いた後の当期剰余金は、▲2,329億円の赤字(当期損失金)となった。
自己資本の状況
平成24年度上半期末の自己資本比率は、銀行券平残の増加により、7.12%と、前年度末(7.22%)に比べ低下した。
照会先
政策委員会室
白鳥
Tel : 03-3279-1111
1. 平成24年度上半期末の資産、負債及び純資産の状況
2. 平成24年度上半期の損益の状況
参考計表
1. 資産残高の推移
「資産買入等の基金」による買入資産等の残高
2. 長期国債関係損益の推移
3. 外国為替関係損益の推移
4. 金銭の信託(信託財産株式)運用損益の推移
5. 金銭の信託(信託財産指数連動型上場投資信託)運用損益の推移
6. 金銭の信託(信託財産不動産投資信託)運用損益の推移
7. 経常収入関係
(1)経常収入の推移
(2)運用資産平残の推移
(3)運用資産利回りの推移
8. 自己資本残高及び自己資本比率の推移
9. 保有有価証券の時価情報
10. 概算納付金
第128回事業年度(平成24年度)に係る国庫納付金の概算納付は行わないこととした。
