特定職 専門分野特定タイプ
大学院では応用化学を学び、燃料電池について研究しました。産業に深く関わる研究活動を通して技術が普及する過程では技術面だけでなく安定した社会インフラが非常に重要であることを知りました。そうした中で、物価の安定や金融システムの安定などを通して社会全体を支えることができることに魅力を感じ、日本銀行への入行を決めました。
現在所属している物価統計課では、企業間取引における財やサービスの価格に関する統計を作成しています。担当業界における最近の動向や産業構造のリサーチ、個別企業への訪問やヒアリングを通じて、公表統計を作成するという責任ある仕事にやりがいを感じています。今後は、常に自分の頭で考え小さな気づきを増やし、それを活かして統計の精度向上に繋げていきたいと思います。また、同僚や諸先輩とのチームワークを大切にしながら、専門知識を深め、学会や国際会議への参加など様々な仕事に貢献していきたいと考えています。
大学では法的なものの考え方を身に付ける一方、他学部のゼミやインターンでの活動等を通し、様々な視点から物事を捉えることの重要性を学びました。より視野を広げ、社会全体の利益に繋がるような仕事がしたいとの思いから、大きな社会的使命を持つ日本銀行を志望しました。
現在は「政府の銀行」としての業務(国庫業務)の企画・立案を行う部署で、主に規程の作成を担当しています。規程とは、日本銀行が行う業務やその事務手順を定めるものです。法律の専門知識を活用しつつ、関係者としっかり話し合ったうえで、政府と国民との間のお金の受払いが日本銀行を通じて安定的になされるよう考えながら規程を作成しています。
自らが作成した規程により日々の業務が行われ、その先には人々の生活があることに、責任の重さとやりがいを感じます。今後も専門知識はもちろん、幅広い知識の習得に努め、日本経済の安定に貢献していきたいと考えています。
幼少期から高校卒業まで海外で過ごしたことから、将来は英語力を活かし、日本と海外を繋ぐ仕事に就きたいと考えていました。そうした中、英語のスペシャリストとして、日本の中央銀行から世界に向けて情報発信する仕事に魅力を感じ、語学特定職を志望しました。
現在は、日本銀行の様々な公表資料の英訳に携わっています。英訳に際しては、単に日本語を英語に置き換えるのではなく、読み手に情報が正確に伝わるよう、一語一句のニュアンスを汲み取りながら、最も適切な英語表現を追求しています。自分が書いた英文が、世界中から注目されるのはプレッシャーではありますが、自分が関わった案件が海外のニュース等で取り上げられているのを見る度に、やりがいと強い使命感を感じます。今後は、英訳スキルにさらに磨きをかけると共に、金融・経済の知識を深めることで、語学特定職としての専門性を高めていきたいと思います。
大学院では、多くの企業や大学と連携した宇宙物理学のプロジェクトに携わり、大規模プロジェクトを成し遂げる達成感を得ました。この経験があって、新日銀ネットの構築プロジェクト(2015年10月に全面稼動開始)のことを知った際、日本の金融を支える基幹システムの開発・運用を担いたいという気持ちが強くなり、日本銀行を志望しました。
現在は、日銀ネットをはじめ、日本銀行の多種多様なシステムの運行を一元的に担う部署に所属しています。これらのシステムのオペレーションや稼動監視を確実に遂行するとともに、万が一のシステム障害時には機動的に復旧対応を行い、システムの安定稼動に取り組んでいます。高いIT技術はもちろん、幅広く奥が深い日本銀行の業務への理解も要求される職場ですが、周囲のサポートもあり、ITスペシャリストとしての成長を日々実感しながら、自分の強みであるIT分野で中央銀行業務に貢献できる喜びを感じています。



