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求める人材像

求める人材像: 日本銀行 総務人事局 人事課長 藤原 文也

日本銀行では、明日の日本のために共に働く仲間を求めています。

日本銀行は、「物価の安定」と「金融システムの安定」を通じてわが国経済の健全な発展に貢献する組織です。言い換えれば、人々が安心して消費や投資といった経済活動を行うことができる環境を守ることが仕事であり、こうした経済活動は生活の基盤ですので、人々が安心して生活できる環境を守ることが仕事ということになります。

安心して生活できる環境を守るというと、大げさに聞こえるかもしれません。しかし、少し想像してみてください。もし、物の値段が1か月で2倍になる状態が続く世の中だとしたら、人々は日々の買い物をいつ行うかを気にしながら生活しないといけませんし、物を売る側も値上がりを待ってなかなか商品を売ってくれないかもしれません。また、物の値段が短期間で大きく変わったり、金融危機によって金融機関から企業や個人に必要なお金が流れなくなるような状況では、企業や個人は、工場の設備や住宅を購入する決断をしにくくなってしまいますし、ひいては経済活動の停滞にもつながりかねません。このように、物価の安定や金融システムの安定を守ることは、私たちの生活に直接つながる重要な仕事なのです。

経済や金融、社会の環境が変わっていくなかで物価や金融システムの安定を図るには、常に新たな工夫が求められます。現在、日本銀行はデフレ脱却に向けて金融緩和を続けています。また、昨今の新型コロナウィルス感染症への対応として、種々の強力な金融緩和措置を実施しています。こうした施策は前例のない取り組みの連続です。また、「金融システムの安定」に向けても、リーマン・ショックのような未曾有の金融危機への対応はもとより、金融危機を再び起こさないための枠組みづくりや、金融技術の革新を踏まえた決済システムのデザインなど、不断に変化する状況のなかで、人々が安心してお金を使える環境づくりが求められます。

こうした日本銀行の政策は、法令といった強制力を伴う手段によるのではなく、取引などの実務を通じて行っています。金融政策については、金融市場との取引(オペレーション)を通じて実行していますし、金融システムの安定に関しても日ごろからの金融機関の経営状況の把握や、必要な場合には資金供給(最後の貸し手機能)も行うことも含めて実現していきます。また、日本銀行券(お札)や日銀ネットといった、日本銀行が提供する決済手段は、日々の買い物や銀行送金などを円滑に行うことのできる基盤を提供するという点で、人々の生活を支える重要なインフラです。これらのインフラについても、汚れたお札の引き換えや真偽判定も含め、安心してお札を提供できる環境整備、日々の安定的な決済事務の遂行といった実務が、提供を可能にしています。

このような仕事を行う日本銀行の職員に求められる資質は、まず第一に、パブリックマインドです。日本銀行の仕事は、人々が安心して生活できる環境を守ることですので、「人々の役に立ちたい」という気持ちは重要な資質です。また、世の中の変化に対応して必要な解決策を企画していく上では、柔軟な発想力と幅広い意見に耳を傾けるバランス感覚も重要です。そして、新たな課題に挑戦し、必要な対応を胆力や粘り強さを持って実行する力は不可欠です。日本銀行の仕事には、時には一筋縄でいかず、実行に困難を伴うものもありますが、それゆえ、時に大胆に、時に地道に取り組む力は欠かせない資質であり、また課題をやり遂げた時の達成感、成長の実感は格別のものです。

他方で、学生時代の専攻といったバックグラウンドは問いません。また、上述のような能力を最初から高いレベルで備えている必要もありません。日本銀行は、不断に変化する状況に柔軟に対応できるようにするためにも、多様な能力・バックグラウンドを持った人たちに働いてもらいたいと思っています。こうした多様な能力・バックグラウンドを持った人が活躍でき、仕事を行う中でプロフェッショナルとして成長できるのが日本銀行です。職員の成長をサポートする研修や制度も各種備えています。また、結婚、出産、育児、介護などの様々なライフイベントと、仕事を両立できる制度も充実しています。仕事と生活を両立しつつ、能力を伸ばしていくことが可能な職場です。

このホームページを見て、日本銀行の仕事に興味を持って頂ければとても嬉しく思います。日本銀行の仕事は、世の中に重要な影響を与えるものであり、責任も大きいものですが、それだけに非常にやりがいが感じられる仕事です。こうした仕事に取り組んでみたいと思って頂けたら、ぜひ日本銀行の採用プロセスに応募してください。明日の日本のために働くという志を持った仲間を楽しみに待っています。