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クロスボーダー担保スキームとは何ですか?

教えて!にちぎん

クロスボーダー担保スキームは、ある国において資金調達を行う際に、外国の政府や法人が発行した外貨建ての証券等を担保として利用するための仕組みです。

金融市場のグローバル化や、金融市場取引におけるカウンターパーティー・リスクを削減するための担保利用の増加に伴い、金融機関では、クロスボーダー担保スキームに対するニーズが高まってきています。このようなニーズに応えるため、中央銀行においても、流動性供給に際して受け入れる担保について、外国国債等を適格化する動きが広がっています。

日本銀行も、2009年(平成21年)5月に、金融市場の情勢に応じた金融調節の一層の円滑化を図るとともに、担保取扱いの一層の効率化を図る観点から、米国債、英国債、ドイツ国債およびフランス国債をオペレーション(公開市場操作)などの担保に追加することを決定し、同年7月から受入れを開始しています。日本銀行が各国中央銀行に担保受入れのための証券口座を開設し、金融機関は、各国の証券集中保管機関を通じて、保有している適格外国債券を日本銀行の証券口座に振り替える仕組みになっています。

また、アジアの複数の中央銀行等との間では、日本国債や日本円を担保とした現地通貨の資金供給を行うためのクロスボーダー担保スキームを構築しました。具体的には、アジアの中央銀行等が日本国債や日本円を適格担保として受け入れ、邦銀その他の現地金融機関に資金を供給する仕組みになっています。日本銀行は、担保の保管機関(カストディアン)として、アジアの中央銀行等に担保の受入口座を提供しています。

関連ページ

クロスボーダー担保スキームに関する日本銀行の公表資料については、海外中銀との協力ページの中の「クロスボーダー担保取極」をご覧ください。

参考