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短観で使われている「D.I.」とは何ですか?

教えて!にちぎん

短観で使われている「D.I.」(ディー・アイ)とは、Diffusion Index(ディフュージョン・インデックス)の略で、企業の業況感や設備、雇用人員の過不足などの各種判断を指数化したものです。

D.I.は、各判断項目について3個の選択肢を用意し、選択肢毎の回答社数を単純集計し、全回答社数に対する「回答社数構成百分比」を算出した後、次式により算出しています。

D.I.=(第1選択肢の回答社数構成百分比)-(第3選択肢の回答社数構成百分比)

(D.I.算出の例)

企業の収益を中心とした業況について全般的な判断を問う質問では、(1)良い、(2)さほど良くない、(3)悪い、の3つの選択肢があります。
例えば、回答が以下のような場合の業況判断D.I.は、△5%ポイント(注)となります。

表 D.I.算出の例
  回答社数 回答社数構成百分比
(1) 20社 20%
(2) 55社 55%
(3) 25社 25%
合計 100社 100%

業況判断D.I.=(20%)-(25%)=(△5%ポイント)

  • 「%ポイント」は、構成百分比(%)同士の差を示す単位です。

それぞれの選択肢の「回答社数構成百分比」をそのまま利用することもできますが、例えば、長期的な動きをみる場合などには煩雑な面があります。そこで、これらのデータの動きを一目で把握できるように、D.I.という1つの指標に集約しています。

D.I.は、業況判断のほか、製商品・サービス需給や在庫、価格、設備、雇用人員、資金繰り等の判断項目についても作成されています。

参考