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支店長会議総裁開会挨拶要旨(2013年10月)

2013年10月21日
日本銀行

(1)わが国の景気は、緩やかに回復している。先行きについては、生産・所得・支出の好循環が続くもとで、緩やかな回復を続けていくとみられる。

(2)物価面をみると、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、上昇品目の拡がりを伴いながらプラス幅を拡大しており、8月は+0.8%となっている。先行きは、プラス幅を次第に拡大していくとみられる。

(3)わが国の金融システムは、全体として安定性を維持している。そうしたもとで、金融環境は、緩和した状態にある。

(4)「量的・質的金融緩和」は、所期の効果を着実に発揮しており、日本経済は2%の「物価安定の目標」の実現に向けた道筋を順調にたどっている。日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「量的・質的金融緩和」を継続する。このような金融政策運営は、実体経済や金融市場における前向きな動きを後押しするとともに、予想物価上昇率を上昇させ、日本経済を、15年近く続いたデフレからの脱却に導くものと考えている。