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『EMEAP諸国の決済システム』の公表について

2002年 7月17日
EMEAP決済システム・
ワーキンググループ

日本銀行から

 EMEAPは、本日、『EMEAP諸国の決済システム (通称EMEAPレッドブック) (原題:Payment Systems in EMEAP Economies) 』を公表しました (EMEAPのホームページ http://www.emeap.org/(外部サイトへのリンク) から入手可能)。この中には、日本の決済システムについて記述した部分「Payment Systems in Japan」が含まれています。

 その後、2003年 5月、BISから『G10諸国等の決済システム (通称レッドブック) (原題:Payment and Settlement Systems in Selected Countries) 』が公表されました。この中にも、日本の決済システムについて記述した部分「Payment Systems in Japan」が含まれていますので、こちらもご参照下さい。本レッドブックは、BISのホームページ (http://www.bis.org/(外部サイトへのリンク)) から入手可能となっています。

プレス・リリース

(日本銀行仮訳)

 EMEAP*決済システム・ワーキンググループは、本日、「EMEAP諸国の決済システム(通称EMEAPレッドブック)」と題する報告書を公表した。この報告書は、EMEAPのホームページ(www.emeap.org(外部サイトへのリンク))から入手可能である。各国の章は、近日中に参加中央銀行・通貨当局のホームページに掲載される予定である。

  • アジア・太平洋中央銀行役員会議(Executives' Meeting of East Asia-Pacific Central Banks and Monetary Authorities、略称EMEAP)は、東アジア・太平洋地域の11ヶ国の中央銀行・通貨当局による共同組織である。オーストラリア準備銀行、中国人民銀行、香港金融庁、インドネシア中央銀行、日本銀行、韓国銀行、マレーシア中央銀行、ニュージーランド準備銀行、フィリピン中央銀行、シンガポール通貨庁、タイ中央銀行から構成されている。

 EMEAPレッドブックは、過去数年に亘るEMEAP決済システム・ワーキンググループの共同研究の成果である。本ワーキンググループは、定例会合において、メンバー国の決済システムの最近の動向に関する情報交換や議論を行ってきた。また、活動の一環として、銀行間決済システムの仕組みに関する内部調査を行ってきた。こうした情報交換や調査結果を基に、ワーキンググループは、EMEAP域内の決済システムに関する最新情報を提供し、さらに理解を深める必要があると考えた。こうして、ワーキンググループは、1997年11月に初版を刊行したレッドブックを改訂し、第2版を出版することとした。なお、初版では金融市場のストラクチャーに関する記述も含んでいたのに対し、第2版は決済システムに特化した内容となっている。

 EMEAP諸国の決済インフラは、レッドブック初版の刊行後、大きな変化を遂げてきた。例えば、即時グロス決済(RTGS)システムが殆どの国で稼動しているほか、電子マネー等の新たな決済手段が開発されている国もある。また、決済システムを巡る法規制の枠組みが変更された国もあり、中央銀行法の改正や決済システムに関する包括的な法律の制定といった動きがみられる。

 EMEAPレッドブック第2版は、国際決済銀行および欧州中央銀行から公表されている刊行物と同様な構成をとっており、それら刊行物との比較が可能となっている。