2009年末の本邦対外資産負債残高
2010年5月27日
日本銀行国際局
要旨
1.09年末の本邦対外資産負債残高
対外資産残高は、08年末に円高に伴う円建評価額の減少や株価下落を背景に大幅に減少したものの、09年末は、(1)為替の円安化、(2)活発な対外証券投資、(3)株価回復等から増加に転じた。一方、対外負債残高は微減となったため、対外純資産残高は過去最高であった07年を若干上回った(07年250.2兆円→08年225.5兆円→09年266.2兆円)。
2.項目別の特徴点は、以下の通り。
(1)直接投資残高(対外直接投資:68.2兆円、対内直接投資:18.4兆円)
対外直接投資残高は、6.5兆円(+10.5%)増加した。
対内直接投資残高は、ほぼ前年並みとなった。
(2)証券投資残高(対外証券投資:262.0兆円、対内証券投資:141.9兆円)
対外証券投資残高は、46.3兆円(+21.5%)増加した。
対内証券投資残高も、1.6兆円(+1.1%)増加した。
(3)金融派生商品残高(資産:4.3兆円、負債:5.2兆円)
資産・負債ともに減少した。
(4)その他投資残高(資産:123.6兆円、負債:123.1兆円)
資産残高は、18.2兆円(△12.8%)減少した。
負債残高も、4.1兆円(△3.2%)減少した。
(5)外貨準備残高(資産:96.8兆円)
3.8兆円(+4.1%)増加した。
本邦対外資産負債残高は、財務省・日本銀行が「平成21年末現在本邦対外資産負債残高」として5月25日に公表したもの。地域別残高計数は本ホームページにおいて公表している。
日本銀行から
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