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ホーム > 調査・研究 > 日本銀行レポート・調査論文 > 調査論文 2011年 > (論文)2010年末の本邦対外資産負債残高
2011年5月26日
日本銀行国際局
対外資産残高は、円高に伴い円建評価額が低下したものの、(1)対外証券投資の増加、(2)株価上昇・金利低下に伴う証券価格の上昇から増加した。一方、対外負債残高は、(1)対内証券投資の増加、(2)借入の拡大から増加した。対外純資産残高は、対外負債残高の増加幅が対外資産残高の増加幅を上回ったことから、減少した(08年225.5兆円→09年266.2兆円→10年251.5兆円)。
対外直接投資残高は、0.5兆円(△0.8%)減少した。
対内直接投資残高は、0.9兆円(△5.0%)減少した。
対外証券投資残高は、10.5兆円(+4.0%)増加した。
対内証券投資残高も、10.6兆円(+7.4%)増加した。
資産・負債ともに前年並みであった。
資産残高は、6.1兆円(+4.9%)増加した。
負債残高も、13.7兆円(+11.2%)増加した。
7.4兆円(△7.7%)減少した。
本邦対外資産負債残高は、財務省・日本銀行が「平成22年末現在本邦対外資産負債残高」として5月24日に公表したもの。地域別残高計数は本ホームページにおいて公表している。
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