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業務継続体制の整備状況に関するアンケート(2012年9月)調査結果

2013年1月18日
日本銀行金融機構局

はじめに

本稿は、2012年8月〜9月に実施した「業務継続体制の整備状況に関するアンケート調査」(第6回)の結果を取りまとめたものである。

本アンケート調査は、日銀ネットにおける取引金額シェアの高い先を対象に、2002年以来隔年で実施してきたが、今回アンケートでは、より多くの金融機関における整備状況を確認し、情報を共有することを目的に、全ての地域銀行も調査先とする形に拡充した。また、集中決済機関等の4先についても調査した。

アンケート項目は、従来より設定している「業務継続体制の実効性確保に向けた確認項目と具体的な取組事例(増補改訂版)(2010年3月公表)」における基本的な項目に基づく質問に、2012年1月に公表した「東日本大震災において有効に機能した事例と同震災を踏まえた見直し事例」に基づく質問を追加した構成となっている。具体的には、東日本大震災を踏まえた見直し事例や、津波、停電(計画停電を含む)への対応に関する質問項目を新たに追加したほか、原発事故といった拠点が長期間使用不能となる事態についても、被災シナリオに関する質問の選択肢として追加した。

日本銀行としては、東日本大震災を経て、金融機関が自らの業務継続体制を検証し、その実効性を高めていく上で、本調査結果が活用されることを期待するとともに、金融機関と業務継続体制に関する議論をさらに深め、わが国の金融・決済システムの頑健性向上に繋げていきたいと考えている。

日本銀行から

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照会先

金融機構局考査企画課 システム・業務継続グループ

富岡 則行、下條 岳昭
E-mail : csrbcm@boj.or.jp