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RTGS化後の金融市場の機能に関するレビュー

オペ対象先との意見交換会(第2期)での議論の概要

2002年 1月30日
金融市場課
市場企画グループ

日本銀行から

マーケット・レビューは、金融市場に関する理解を深めるための材料提供を目的として、日本銀行金融市場局が編集・発行しているものです。ただし、レポートで示された意見は執筆者に属し、日本銀行の見解を示すものではありません。

内容に関するご質問は、日本銀行金融市場局 清水までお寄せ下さい。

以下には、(要旨)を掲載しています。全文は、こちら (kmr02j01.pdf 55KB) から入手できます。

要旨

日本銀行金融市場局では、2001年8月から10月にかけて、オペ対象先金融機関との意見交換会を開催した。2回目のシリーズに当たる今回は、「RTGS化後の金融市場の機能に関するレビュー」をテーマに採り上げた。会合を通し、RTGS化後、市場参加者間で、決済事務・担保管理の重要性に関する認識が強まり、決済事務のあり方が金融市場における取引自体に影響を与えていることが確認された。そうした中で、市場参加者が決済事務体制の整備や事務負担の軽減に努める姿も浮かび上がった。会合参加者間では、今後、金融市場の活性化の観点からも、例えば約定照合システムなどの市場インフラの整備に市場参加者全体で取り組んでいくことが重要との認識が共有された。