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わが国OIS(Overnight Index Swap)市場の現状

2006年8月17日
金融市場局資金債券担当
大岡英興 長野哲平 馬場直彦

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要旨

2006年3月の量的緩和政策の解除後、短めのターム物レートの水準と変動性が高くなるにつれて、OIS(Overnight Index Swap)取引と呼ばれる、一定期間の無担保コールレート(オーバーナイト物)と固定金利を交換する金利スワップ取引が活発化しつつある。OIS取引は、翌日物レートを取引対象としているため、従来のヘッジ手段と比べて、金利変動に対するよりきめ細かなリスク管理を可能とする。また、翌日物レートを操作目標とする枠組みの下で、金融政策スタンスに対する市場の見方を観察するのにも適している。現状では、取引主体は、外資系金融機関にほぼ限定されているが、金利変動のヘッジ・裁定ニーズが高まっていくとともに、他の金融機関が参入し、市場流動性も高まってくる可能性がある。

日本銀行から

日銀レビュー・シリーズは、最近の金融経済の話題を、金融経済に関心を有する幅広い読者層を対象として、平易かつ簡潔に解説するものです。
ただし、レポートで示された意見や解釈に当たる部分は、執筆者に属し、必ずしも日本銀行の見解を示すものではありません。

内容に関するご質問は、金融市場局馬場直彦(Eメール:naohiko.baba@boj.or.jp)までお寄せ下さい。