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金融政策に関する市場の期待抽出とリスク・プレミアム

米国のケースから学ぶ

2007年7月13日
金融市場局資金債券担当
湯山智教 一上響

要旨

翌日物金利を参照するデリバティブ商品は、先行きの金融政策に対する市場の期待を抽出するための有効な手段の一つとなっており、米国では、特に、フェデラル・ファンド金利先物レートが、市場関係者や中央銀行から注目されている。もっとも、最近の研究成果によれば、FF金利先物レートのリスク・プレミアムは平均的にプラスで、景気循環などに応じて変動すると指摘されており、プレミアムの影響を調整しないと、市場の期待を正確に把握できない可能性がある。本稿は、わが国でOISレートなどの短期金利デリバティブから市場の期待を抽出する際の参考とすべく、市場の期待抽出とリスク・プレミアムについて米国のケースから学ぶことを目的とする。

日本銀行から

日銀レビュー・シリーズは、最近の金融経済の話題を、金融経済に関心を有する幅広い読者層を対象として、平易かつ簡潔に解説するものです。
ただし、レポートで示された意見や解釈に当たる部分は、執筆者に属し、必ずしも日本銀行の見解を示すものではありません。

内容に関するご質問は、日本銀行金融市場局 馬場直彦(E-mail:naohiko.baba@boj.or.jp)までお寄せ下さい。