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日証協WG最終報告を踏まえた市場慣行見直しの動き
2010年6月25日
金融市場局
昨年5月に日本証券業協会に設置された「債券のフェイル慣行の見直しに関するワーキング・グループ」は、フェイルの頻発を抑制しつつ、フェイル慣行の更なる定着を図る観点から、同慣行の見直しを検討してきており、本年4月に最終報告書を公表した。今回のフェイル慣行見直しは、国債のアウトライト取引やレポ取引を行う幅広い市場参加者に適用され、本年11月より実施される予定である。今後、市場参加者においては、フェイルチャージの受払いをはじめ、実務上フェイルに対応可能な事務処理体制の整備を早急に進め、フェイル慣行の更なる定着を図る必要がある。
日銀レビュー・シリーズは、最近の金融経済の話題を、金融経済に関心を有する幅広い読者層を対象として、平易かつ簡潔に解説するために、日本銀行が編集・発行しているものです。
内容に関するご質問等に関しましては、日本銀行金融市場局金融市場整備担当 櫻井亮介(代表03-3279-1111 内線2811)までお知らせ下さい。