このページの本文へ移動

共通シナリオに基づく一斉ストレステスト


2020年10月6日
日本銀行金融機構局
金融庁総合政策局・監督局

要旨

2008年の国際金融危機の経験を踏まえて、主要国の金融当局では、システミックに重要な金融機関の頑健性を評価するための中核的なツールとして、ストレステストの活用が定着している。わが国の大手行についても、近年、海外展開やグループ戦略を強化するもとでリスクプロファイルが多様化・複雑化している点を踏まえると、ストレステストの活用により、頑健性の適切な評価を行うとともにリスク管理態勢の整備を確保していくことが一段と重要となっている。本稿では、こうした観点から、今般、日本銀行と金融庁が開始した「共通シナリオに基づく一斉ストレステスト」について、概要と実施に至った背景、欧米諸国との制度運営の違い、ベンチマーキングや水平レビューといった分析が可能となる意義等について整理する。

日本銀行から

日銀レビュー・シリーズは、最近の金融経済の話題を、金融経済に関心を有する幅広い読者層を対象として、平易かつ簡潔に解説するために、日本銀行が編集・発行しているものです。
内容に関するご質問等に関しましては、日本銀行金融機構局金融第1課(代表03-3279-1111)までお知らせ下さい。