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気候関連金融リスクに関する国際的な動向 ―金融システム面での新たな議論―


2020年12月24日
金融機構局 芝川正、仲智美、小林俊

要旨

近年、世界各地で深刻な気象災害が発生していること等を背景に、世界的に気候変動に対する関心が高まっている。気候変動は社会・経済に広範な影響を与え得ることから、国際的に、金融システムへの悪影響、いわゆる気候関連金融リスクに関する議論や取組みが活発化している。気候関連金融リスクの把握は、気候変動そのものの不確実性の大きさや時間軸の長さ等から従来の金融リスクとは異なる難しさを有しており、各国・地域の金融当局や金融機関を中心に、その波及経路の特定やリスク計測手法の構築といった試みが進められている。本稿では、気候変動問題と金融の関わりを議論したうえで、気候関連金融リスクの特徴とその把握等に向けた取組みについて、国際的な動向を紹介する。

日本銀行から

日銀レビュー・シリーズは、最近の金融経済の話題を、金融経済に関心を有する幅広い読者層を対象として、平易かつ簡潔に解説するために、日本銀行が編集・発行しているものです。ただし、レポートで示された意見は執筆者に属し、必ずしも日本銀行の見解を示すものではありません。
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