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生産・所得面におけるアジア太平洋経済の相互依存関係:

国際産業連関表からのアプローチ

2007年11月
森 知子*1
佐々木 仁*2

全文掲載は、英語のみとなっております。

要旨

 本稿では、延長推計を実施して得た最新のアジア国際産業連関表を用いて、近年のアジア太平洋経済の相互依存関係について検証を行った。生産誘発分析によると、生産誘発係数は2000年以降も多くの国で上昇しているほか、中でも中国をはじめとする東アジア諸国へ生産が誘発される度合いが高まっていることが確認された。グローバルな生産ネットワークという点で、域内の相互依存関係は、中間財取引を通じて一層深化を遂げているといえよう。また、アジア太平洋諸国の所得依存度についても検証を試みたところ、東アジア諸国は、以前よりも自律性が高まっているというわけではなく、依然域外経済の影響を受けやすい経済構造にあることが確認された。

  1. *1日本銀行国際局 E-mail: tomoko.mori@boj.or.jp
  2. *2日本銀行国際局 E-mail: hitoshi.sasaki@boj.or.jp

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