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短観の母集団推計値作成上の外れ値の取扱いについて

2010年11月2日
日本銀行調査統計局

「全国企業短期経済観測調査(短観)」では、売上高等の計数項目を集計する際、業種別・規模別の区分により、統計的手法である「母集団推計」を実施しています。今般、統計精度を一段と高める観点から、標本データの一部が外れ値となった場合における母集団推計値作成上の取扱いを定め、次回2010年12月調査から適用することとしますのでお知らせします。

具体的な取扱いについては、「短観(全国企業短期経済観測調査)」の解説(6.(2))をご覧下さい。

本件は統計精度を一段と高める統計作成上の技術的な対応であり、通常の場合、外れ値となるデータは発生せず、公表計数の内容、計数の連続性に変更は生じません。日本銀行としては、短観の統計精度向上に向けて引続き努めていく所存です。

照会先

調査統計局経済統計課企業統計グループ

Tel : 03-3279-1111(内線 3822、4010)

以上