日本銀行 にちぎん☆キッズ
銀行のしごと お金を送る マトメ
1.モノを買ったり、サービスを受ける代わりにお金をはらう
 おかしやゲームなどの品物を買ったら、お金をはらいます。美容院でかみを切ったり、宅配便で荷物を送ったりといった、サービスを受けてもお金をはらいますね。
 ココロちゃんがココロショップで品物を売ったら、お客さんからお金を受け取ります。品物をわたし、代金のお金を受け取って取引がおわります。
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 このように、品物やサービスに対して、その代金のお金をはらって取引を完了させることを、「決済(けっさい)」といいます。

 決済には、現金を手わたす方法のほかに、銀行から相手の預金口座にお金を送る「銀行ふりこみ」という方法もあります。
2.銀行を利用したお金の移動(銀行ふりこみ)
 ウキウキ島のヒカル君が、ココロちゃんから野菜を買って、代金の2万円をはらうことになりました。ウキウキ島とホノボノ島ははなれているので、お金を自分で運ぶのは、手間もかかり不便です。
 そこで、ヒカル君は銀行を通じてお金を送ることにしました。つまり、代金の2万円を、自分のウキウキ銀行の口座から、スナオ銀行のココロちゃんの口座にふりこむことにしたのです。
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 銀行ふりこみでは、現金を動かすわけではないし、銀行もちがうのに、どうしてお金を送ることができるのかふしぎですね。
3.ちがう銀行にお金がふりこまれるひみつ
 現金が移動していないのに、ちがう銀行の口座にお金がふりこまれ、支払いが完了できるのはなぜでしょう。
 そのヒミツは、スナオ銀行も、ウキウキ銀行も、それぞれが日本銀行に預金口座を持っているからです。銀行は、みなさんが銀行に預金するように、日本銀行にお金をあずけているのです。
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 日本銀行の預金口座を使った銀行ふりこみのしくみをみてみましょう。
 
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 実際にはふりこみを行うたびではなく、1日分の支払いを銀行の間でまとめて、その差額分の数字が、日本銀行にあるそれぞれの銀行の預金口座の間を移動します。

 ―― 銀行の間で、個人や会社の間のお金のやり取りのデータをとりまとめるシステムを「全銀システム」といいます。
4.べんりな日銀ネット
 お金を送るために、日本銀行にあるそれぞれの銀行の預金口座の間で、金額の情報がやり取りされていると説明しました。この情報のやり取りには、コンピューターシステムが使われています。このシステムを「日銀ネット」といいます。
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 日銀ネットによって
多額なお金の支払いが、
現金を用いないで、
遠い場所でも、ちがう銀行の間でも
早く、安全に
 お金を移動することができるのです。
5.銀行のネットワーク
 日銀ネットや全銀システムなど、銀行どうしを結んでお金の流れを支える仕組みを「決済システム」といいます。私たちの生活に欠かせない大事なお金は、社会を体にたとえれば血液のようなものです。決済システムは、この血液の流れを支える心ぞうや血管のようなものといえます。

*決済とは何か、決済システムとは何か、についてもっとくわしく知りたい場合には、次のリンクを見てみましょう。
「決済と決済システムを理解するためのキーポイント《基礎編》」
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