
TOP > 対外説明・広報 > 日本銀行を知る・楽しむ > 教えて!にちぎん > 金融システムの安定 > 日本銀行による金融機関保有株式の買入れとは何ですか?
日本銀行では、買い入れた株式について、2016年(平成28年)3月末までは原則として売却を行わず、2026年(平成38年)3月末までに処分する予定としています。
なお、日本銀行による株式の買入れに関する詳細については、「株式買入れ」のページをご覧ください。
この時期の株式買入れの目的は、わが国の金融機関が保有株式の価格変動リスクを軽減し、不良債権問題の克服に着実に取り組める環境を整備することにありました。
買入れは、株式等保有額が中核的自己資本(Tier1)を超えている銀行を対象に、買入総額の上限を3兆円として実施しました。この結果、累計買入額は2兆180億円となりました。
買い入れた株式については、2007年(平成19年)10月から、予め定めた指針に則り市場での売却を開始しました。しかし、国際金融資本市場における緊張の高まりを受けて、2008年(平成20年)10月に売却を停止しました。
この時期の株式買入れは、国際的な金融システムの混乱がわが国の金融システムにも影響を及ぼすもとで、わが国の金融機関にとって株式保有リスクへの対応が引き続き極めて重要な経営課題となっていることを踏まえたものです。
買入れは、株式等保有額が中核的自己資本の5割もしくは5,000億円を超える銀行、または自己資本規制における国際統一基準の採用行のいずれかのうち希望する先を対象に、買入総額の上限を1兆円として実施しました。この結果、累計買入額は3,878億円となりました。