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補完貸付制度(いわゆるロンバート型貸出制度)とは何ですか?

補完貸付制度は、日本銀行が予め定めた条件に基づき、貸付先からの借入れ申込みを受けて、差し入れられている担保価額の範囲内で受動的に実行する貸付制度です(2001年<平成13年>2月導入)。

金融政策手段としての位置付け

金融機関には、短期の市場金利が補完貸付制度の適用利率より低い限り、極力市場取引を通じて資金を調達しようとする誘因が働きます。同時に、何らかの理由により短期の市場金利がこの範囲を超えて上昇する場合には、いつでも補完貸付制度を利用できることが予め明確になっているため、結果として、補完貸付制度の適用利率が短期の市場金利の上限を画することが期待されます。

なお、補完貸付制度と補完当座預金制度により上限・下限を画された金利変動幅は、一般に「コリドー」(corridor:「回廊」の意)と呼ばれています。

対象先および担保の範囲

補完貸付制度の対象先となるのは、銀行、証券会社といった金融機関のうち、貸付先となることを希望する先で、信用力が十分であると日本銀行が認めた先です。貸付けは日本銀行が適格と認める金融資産を担保として実行されます。

貸付期間および貸付金利

貸付期間は、1営業日です。貸付金利は、日本銀行の政策委員会金融政策決定会合において決定・変更する基準貸付利率です(注)

(注)補完貸付制度では、原則として、積み期間中における貸付実行の日数が通算して5営業日を超えると、6営業日目以降の貸付けには上乗せ金利を加えた利率が適用されることとなっています。ただし、2003年(平成15年)3月以降、すべての営業日を通じて基準貸付利率による利用を可能とする扱いとしています。基準割引率および基準貸付利率の推移については、「基準割引率および基準貸付利率(従来『公定歩合』として掲載されていたもの)の推移」のページをご覧ください。

参考

本日の金融政策決定会合について(2003年3月25日決定)

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