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【特定職(専門分野特定タイプ)】増田 陽子

【特定職(専門分野特定タイプ)】
法律専門
増田 陽子

文書局 管財課 管財企画グループ

2018年4月  文書局入行 総務課 事務企画グループ 2021年5月  文書局管財課 管財企画グループ

大学では民事訴訟法、大学院では経済法のゼミに所属し、広く法制度や判例、紛争の解決手段について学びました。

日本銀行を志望したのは、国民経済の基盤を支える公益性の高さに魅力を感じ、業務を通じて人々の暮らしを守る一員になりたいと考えたからです。また、日本唯一の中央銀行として、行政と民間の中間に位置し、独自の法的性格を持つ本行であれば、法律の専門性を活かし課題解決へ向けて挑戦する機会にも多く恵まれると考え、当職を志望しました。

現在は、日本銀行が所有する不動産(営業所用など)の取得、管理および処分、また、これらに関連する法的な問題の整理・検討業務を担当しています。

不動産関連事務においては、公的機関としての信用力を維持する観点から、公正かつ透明な財産管理を強く意識することが求められます。また、長期にわたって近隣住民の方々と良好な関係を維持するため、権利義務関係を整理する等の保全業務を行っています。

日本銀行の重要な財産や、人々の生活に関わる事項を扱うため緊張感もありますが、契約書のチェックや実地調査等を通じ、学んだ知識を実務で活かすために試行錯誤できる点や、公的機関として求められる制約や業界慣行等の様々なルールを前提としつつ、適切な対応を模索する点に面白さを感じます。

文書局に入行し、扱うルールの幅広さ(金融以外の法規制や、公的機関ならではの調達規制等)に驚きましたが、それゆえに好奇心が刺激される機会も多く、特に不動産は学べば学ぶほど街の見え方が変わる興味深い分野だと思います。

日本銀行には、経験の浅い一担当者の意見であっても真摯に向き合い、課題解決に向けて共に議論を尽くす文化が根付いていると感じます。また、興味がある案件に挑戦を申し出た際、温かいサポートと共にその機会を頂くことが多いと感じます。温かい環境に感謝し、今後も専門性を磨き、日本銀行の活動に貢献したいと思います。

8:30 カフェで朝食、読書。 9:30 出勤  10:00 打合せ 不動産処分事務の対応方針をチーム内で確認。 12:00 昼食  13:30 諮問 権利保全事務における法的問題を弁護士に相談。 15:30 メモの執筆 弁護士諮問の内容を整理。 16:30 打合せ 不動産業者と処分事務に関する意見交換。 18:00 退行 帰宅途中、ジムに寄って運動。

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