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【一般職】井上 莉々

【一般職】井上 莉々

札幌支店 業務課

2018年4月  札幌支店入行 発券課 2021年2月  札幌支店業務課

大学では、商学部で会計学を中心に学びました。企業の成長要因について研究する中で、企業、ひいては経済の発展が、人々の生活を豊かにしていることを実感しました。日本銀行を志望したのは、物価や金融システムの安定を通じて日本経済を支え、また広く人々の生活を支える公共性の高さに魅力を感じたためです。

入行後は、「発券銀行」の業務を担う発券課に配属となり、金融機関に対する現金受払事務や、古いお金や損傷したお金を新しいものと引き換える事務、受け入れた銀行券や貨幣を鑑査する事務などに従事し、日本で現金が信頼され続けるためにはそれらの事務が確実に遂行されることが必要不可欠であることを実感しました。日本銀行員として責任感を持ち、事務の堅確性を保つことで微力ながらも人々の生活を下支えすること、そうした中で後輩の手本となり尊敬される先輩となることが私の目標です。

現在は業務課に所属し、国の資金である国庫金の受払(国税や社会保険料の受入、年金の支払等)関係事務など、いわゆる「政府の銀行」としての業務に携わっています。例えば、国庫納付金の受入事務では、市中金融機関から送られてくる納付証票を機械処理しながら、納付金額を会計・官庁別に集計しています。札幌支店には道内全域の証票が集まってくるため、国税の納付期日などには処理量が膨大になりますので、納付が誤りなく行われるよう事前に打ち合わせを行って準備を整えています。

国庫金の受払やその計算整理は「常に間違いなく処理されて当然」のものです。堅確で円滑な事務の遂行が求められるため、一人一人が集中し、緊張感をもって取り組んでいます。そのため「堅い」イメージがあると思いますが、仕事上の疑問点は先輩や上司に気軽に質問・相談することができますし、休み時間には談笑するなど和やかな雰囲気になります。

8:50 出勤 開店時間までに諸準備。 9:00 審査 納付証票を機械で読み取る前に記載内容を確認。 10:00 集計 当日分の納付証票を会計・官庁別に集計。 11:00 昼食 12:00 データ送信 集計後の国庫金データを本店へ送信。 13:00 審査 翌日分の審査。 13:30 集計 翌日分の納付証票を集計。 14:30 マニュアル整備 日常事務の合間に事務マニュアルの改訂作業。 15:00 締め作業 当日の計算整理等を実施。 16:30 ミーティング 課内で連絡事項を共有。 17:20 退行

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