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【一般職】渡邉 美友
2016年4月 金融市場局入行 市場調節課市場調節グループ
2018年8月 金融市場局市場企画課 市場整備グループ
2021年1月 金融市場局総務課 総務グループ
2024年2月 金融市場局為替課
地道な業務の積み重ねの大切さ
「周囲の人を縁の下の力持ちとして支えられるような人になりたい」――こうした思いで入行したのが、私の日本銀行員としての生活のスタートでした。入行当初は、金融市場局の市場調節課で、国債買入れオペ等の市場調節運営に必要なデータ作成や市場のモニタリング業務のサポートに従事しました。日々目まぐるしく変化する金融市場と向き合う現場の臨場感に圧倒されつつも、データ整理や資料作成といった一つひとつの仕事をミスなく着実にこなしていくことの大切さや、社会人としての基礎を学んでいきました。
その後は、市場企画課で、銀行や証券会社など市場参加者との意見交換会の運営に携わりました。会合に向けては、市場調節課で学んだ経験を生かし、金融機関の方々からご提供いただいたデータを集計・分析して会合の資料を作成する仕事にも取り組みました。チームの一員として円滑な会合運営を支えながら実感したことは、一つひとつの地道な仕事が、行内外の多くの関係者の役に立っているということです。周囲の人を支えたいという入行当初からの思いが、「より多くの人に貢献する」という形で実を結び、充実感のある日々でした。
人との信頼関係を築きながら業務を進める大切さ
その後に総務課で経験した局長秘書業務は、私のキャリアにおいて非常に大きな転機となりました。スケジュール調整や会議・出張の手配、来客対応など多岐にわたる業務に携わり、知識の幅が広がりました。また、様々な関係者との信頼関係を築きながら仕事を進めていくことの大切さを学びました。秘書業務は、一人で完結するものではなく、上司や他の部署、外部の方とも連携しながら進めることがとても多い仕事です。特に、日々の情勢変化に伴う急な予定の変更等、不測の事態が生じた際には、関係者の皆さまとの協力が必要不可欠です。
限られた時間の中で、上司がスムーズに対応できるように調整することは、簡単ではない場合も多いです。その分、対応が上手くできた際に、上司から「ありがとう」とねぎらってもらえた時はとても嬉しかったですし、達成感や充実感を感じることができました。こうした仕事の中で培った調整力やコミュニケーション力は、私自身の大きな成長につながったと実感していますし、秘書業務においてお世話になった皆さまとの繋がりは、大きな財産になっています。
信頼し合える仲間たちとともに「より多くの人に貢献する」
私がここまで成長できたのは、周囲の同僚や先輩、上司に支えられてきたからこそです。どの職場でも、仕事を通じて学んだことはたくさんありますが、やはり「信頼し合い、協力し合うこと」の大切さを身をもって感じています。困った時には助け合い、困難な状況を乗り越えた時には喜び合う。このような環境に恵まれたことで、私は常に前向きに仕事に取り組んでこられました。
現在は、為替課に在籍しています。仕事内容は、外国為替市況という統計の公表や為替市場の取引高に関する半期サーベイの集計・公表、為替市場参加者の方々との会合の運営、為替市場のモニタリング業務のサポートなど、多岐にわたります。為替介入の実施時には、高い緊張感のなか、実務のサポートを行いました。これからも、様々な仕事にチャレンジすることでスキルを向上させ、信頼し合える仲間たちとともに、「より多くの人に貢献できる仕事」に取り組んでいきたいと考えています。
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