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大蔵大臣・日本銀行総裁談話

「金融システムの安定性確保について」

平成 9年11月26日
大蔵省
日本銀行

1.大蔵省、日本銀行は、11月24日の談話の中で、預金等の全額を保護するとともに、インターバンク取引等の安全を確保すること等について申し述べたところであるが、ここに改めて我々の決意を表明したい。

2.金融システムは経済社会の根幹をなすものである。大蔵省、日本銀行は、その安定性の確保に万全を期したい。

3.したがって、金融機関の預金その他の資金の払出しについては、これが滞ることのないよう、大蔵省、日本銀行としては、潤沢かつ躊躇なく資金を供給する考えであり、国民の皆様におかれては、いたずらな風評に惑わされることなく、冷静な行動をとられるよう強く要望するものである。