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(資料)本日決定された措置について

2001年12月19日
日本銀行

参考1

金融市場調節方針の変更

  • 日本銀行当座預金残高の推移を表したグラフ。詳細は本文の通り。

<金融市場調節方針>

(決定日)

3月19日
「日本銀行当座預金残高が5兆円程度となるよう金融市場調節を行う」
8月14日
「日本銀行当座預金残高が6兆円程度となるよう金融市場調節を行う」
9月18日
「日本銀行当座預金残高が6兆円を上回ることを目標として、潤沢な資金供給を行う」
12月19日
「日本銀行当座預金残高が10~15兆円程度となるよう金融市場調節を行う」

参考2

長期国債買い入れの増額

  • 長期国債の買い入れペースの変化を示したグラフ。詳細は本文の通り。

(参考計数)

銀行券発行残高 日本銀行の長期国債保有残高
(11月末) (11月末)
約61兆円 約49兆円

参考3

金融市場調節手段の拡充1 ── CPの活用

  • CP現先オペの活用余地を、CP発行残高と日本銀行CP現先オペ残高の推移の比較で示したもの。詳細は本文の通り、

利用拡大が進む資産担保CP(ABCP)

  • ABCPとは、売掛債権などから得られるキャッシュ・フローなどを裏付けに発行されるCP
  • 資金調達の多様化、資産の流動化などを目的に利用が拡大
  • 市場規模は、発行枠ベースで約11兆円に達している(発行残高は約2兆円<日本銀行調べ>)

参考4

金融市場調節手段の拡充2 ── 資産担保債券(ABS)の活用

  • ABS市場の規模が急拡大していることを示すグラフ。
  • 裏付け資産別のABS発行残高シェアを示したグラフ。適格担保の対象は、従来はクレジット債権ABSなど69.2%だったが、今回、住宅ローンABSなどを加えることで30.3%拡大し、全体の99.5%となる。