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日本銀行における信用判定制度の概要

財務諸表分析に定性分析を加味して適格性を判断

2000年12月20日
金融市場課
総務グループ
信用リスク管理グループ

日本銀行から

マーケット・レビューは、金融市場に関する理解を深めるための材料提供を目的として、日本銀行金融市場局が編集・発行しているものです。ただし、レポートで示された意見は執筆者に属し、日本銀行の見解を示すものではありません。

内容に関するご質問は、日本銀行金融市場局 清水までお寄せ下さい。

以下には、(要旨)を掲載しています。全文は、こちら (kmr00j03.pdf 31KB) から入手できます。

要旨

 日本銀行が与信先金融機関等から担保として受入れる社債・手形等の民間企業債務の担保適格性は、格付等も勘案しつつ、最終的には日本銀行が独自に判断している。日本銀行における民間企業債務者の信用力判断の枠組みのことを、「信用判定」と呼ぶが、信用判定は、財務諸表分析をベースにしつつ、定性分析も加味して総合的に判断するという方式で運営されている。