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【統計の注釈】量的金融指標(市場規模・残高等)/決済

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出所は、とくに断りのないものについては日本銀行調です。

目次

各種決済

  1. (a)片道ベース。内国為替に係る日本銀行当座預金を通じた決済方式の変更(1994年1月17日より決済総額から決済差額ベースへ移行)に伴い、1994年1月からは連続しない。2000年1月以降2003年3月までは、日本銀行による国債買入に伴う日本銀行取引先の資金の移動のうち国債DVP同時担保受払機能を用いた分を除くベース。
  2. (b)片道ベース。2001年1月以降、代用証書に係る取引を除く。
  3. (c)日本銀行にある国債振替決済制度の振替口座簿(2003年1月26日以前は参加者帳簿)における口座振替を指す。
  4. (d)国債登録簿における登録記名者の変更を指す。2015年10月をもって更新停止。

フェイルの発生状況

  1. (a)「フェイルの発生状況」は、当月中に発生したフェイルの件数および額面総額、当月中に解消したフェイルの平均フェイル期間、最長フェイル期間およびバイ・イン件数を、フェイルを受けた先(国債の受け方)に対するアンケート調査を基に集計したもの。
  2. (b)アンケート調査の対象は、国債振替決済制度の直接参加者のうち、日銀ネット国債DVPシステムを利用している金融機関等。なお、データは自己口のほか、預り口、信託口の決済に関するものを含む。
  3. (c)各用語の定義は以下のとおり。

フェイル:
国債DVP取引において、国債の受け方がその渡し方から予定されていた決済日が経過したにも拘わらず、対象債券を受け渡されていないこと。

バイ・イン:
フェイルを解消するため、(1)日本証券業協会「債券等のフェイルの解消に関する規則」の規定に従い、対象債券もしくは同種債券を市場価格で買い入れること、または(2)日本証券クリアリング機構もしくはその清算参加者が、日本証券クリアリング機構が定める規定に従い、国債証券を買い付けること。

  1. (d)「フェイルの発生状況」については、フェイルの対象取引の見直しに伴い、2010年11月以降の計数と2010年10月以前の計数には、不連続が発生している(見直しの詳細は、「『フェイルの発生状況』の見直しについて」を参照)。